2024.11.27
森林の未利用資源を用いて地域を活性化 地域資源の再発見に向けた地域散策、マツタケ山整備及びキノコ観察会を地域住民と実施
〈11月30日(土)~12月1日(日)京都府福知山市中六人地域で実施〉
【本件のポイント】
・地域と大学生が協働で開発した地域資源を見直す散策路(フットパス)を歩く会を実施
・丹波マツタケの復活を目指して、大学生と地域協働による山の手入れ(落ち葉かき)を
実施
・大学生と地域住民(地域の子供も含む)が京都府農林水産技術センター専門職員の協力
の下でキノコ観察会を行い、さらなる地域資源を探索
【本件の概要】
龍谷大学政策学部が実施する「政策実践・探究演習」は、地域の問題や事例に基づき具体的な問題解決に向けてチームで学修をすすめるPBL(Problem Based Learning)科目です。複数のプロジェクトがあり、谷垣准教授が担当する福知山プロジェクトはその一つで、再び人が里山を管理し、林産物を利用する社会変革を目指して2023年度から活動しています。生物調査や山の整備などを通じて、現在は見ることのできない丹波マツタケなどの自然資源の再発見と地域資源の再評価を進めています。今回は中六人地域にて学生が地域と協働して作成したルート(フットパス※)の散策、マツタケ山整備、及び京都府農林水産技術センター専門職員によるキノコ観察会を実施します。政策学部生にとっては、地域や社会と接点を持つことで、地域課題の解決に向けた新たなアイデアが生まれ、多様な価値の創出や里山保全活動の拡大に貢献します。
※対象地域の昔からの景観や風景をありのままに歩くこと。地域の景観や歴史・文化の保全につながる取り組み。
1.日 時 2024年11月30日(土)~12月1日(日)
2.活動場所 京都府福知山市中六人地域
3.活動内容 ・11月30日(土)
13:00~15:00 フットパス散策
地域と大学生が協働で開発した地域資源を見直すルートの散策を実施
・12月1日(日)
10:00~12:00 マツタケ山整備
大学生と地域協働による山の手入れ(落ち葉かき)を実施
13:00~15:00 キノコ観察会
専門家の指導の下、大学生と地域住民が山へ入り、キノコ観察会を実施
問い合わせ先:龍谷大学 政策学部准教授 谷垣 岳人(tanigaki@policy.ryukoku.ac.jp)