2024.11.29
12月12日 公開シンポジウムの開催【実践真宗学研究科】【文学部】

龍谷大学大学院 実践真宗学研究科の公開シンポジウムを次の通り開催します。
多くの方のご参加をお待ちしています。
「「スピリチュアルケアと宗教的ケア ~チャプレンとしてのアイデンティティー~」
日 時 2024年12月12日(木)13:30~16:45
実施方法 対面・オンライン(Youtube・ライブ配信)
※詳細は下部PDFをご覧ください。
登壇者
(1)提言者1
咸賢俊(ハム ヒョンジュン)先生(韓国陸軍作戦司令部軍宗室長)
(2)提言者2
浜本 京子先生 (淀川キリスト教病院チャプレン)
(3)提言者3
若狭 一廣さん (天理教船東分教会四代会長)
(4)発表者
浅野 尚徳 龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年次生
宇佐美 智瑞 龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年次生
金尾 正映 龍谷大学大学院実践真宗学研究科3年次生
(5)コーディネーター
岩井 未来 龍谷大学文学部教授
森田 敬史 龍谷大学文学部教授
開催趣旨
実践真宗学研究科は,本学の建学の精神である浄土真宗の教えに基づき,釈尊の教示した仏教,および親鸞の宗教を,世界的視野,かつまた地域的視点より実践的に領解し,現代における人間存在の根本問題,ならびに社会的存在として惹起する諸問題に,具体的に対応できる宗教的実践者としての能力を養成することを目的としています。
その宗教者のあり方について教育・研究するとともに,求められる宗教的実践者にふさわしい高度かつ専門的な素養をもつスペシャリストを育成していきます。その養成や育成に際して,社会実践分野では特にチャプレン(chaplain)という存在を重視します。寺院・神社・教会における実践のみならず,広く社会に心のケアを含めた働きを展開する宗教者のことです。
この度の公開シンポジウムでは,軍隊,病院,刑務所(拘置所)で実践しているチャプレンに登壇していただき,それぞれの立場からみた宗教者としてのアイデンティティーの問題,実践の特徴や課題,さらに今後の展開についてお聞かせいただければと考えています。
単に様々な宗教的背景をもったチャプレンの実際を知ることだけでなく,参加者にとって,改めて宗教者とは?という問いに対する考えを深めていただく契機となることを目指します。
問い合わせ先:龍谷大学大学院実践真宗学研究科 合同研究室 TEL:075-366-0621