2024.12.13
政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクト 第5回フィールドワークを実施【政策学部】
2024年11月30日~12月1日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2024年度第5回フィールドワークに学部生2名と石倉研准教授が参加しました。
今回のフィールドワークは、かいぼりの体験が目的です。かいぼりは、農閑期に農業用ため池の水を抜き、堆積した泥を放出する作業のことを指します。ため池を健全な状態に保つために行われる、ため池の維持管理作業です。
企業連携班は、昨年度に引き続き株式会社成田と連携して活動を進めています。この間、福井さんへのオンラインヒアリングを行いながら、かいぼりの5ヵ年計画作成や、企業向けのかいぼり体験ツアーの企画準備に取り組んでいます。今回、かいぼりが実際に体験できるということで、待望のフィールドワークとなりました。
午前中からかいぼりを行うため、よりまち荘に前泊し、1日朝に大森谷にある能楽池に行きました。能楽池でのかいぼりは2年ぶりとのことで、地元農家や淡路信用金庫の方々を含め15名が参加しました。洲本プロジェクトとしても久しぶりの大森谷への訪問です。
放水しながら泥をはがし、鋤簾(じょれん)やレーキを使って、泥を撹拌していきます。初めてのかいぼりは悪戦苦闘の連続で、くるぶしまで足が埋まらないように気をつけること、足場を固めながら作業することなど、注意点を教えてもらいながら、泥を崩して水を流していきました。泥に足がはまってしまい、抜け出せなくなったこともありましたが、地元の方々と一緒に汗をかきながら、交流する機会ともなりました。