2024.12.16
第31回インターカレッジ民法討論会を開催【法学部】

2024年12月15日(日)、本学深草学舎22号館にて、第31回インターカレッジ民法討論会を開催しました。
当日は、龍谷大学のほか、九州大学、京都産業大学、法政大学、山形大学(以上、50音順)より、7つの民法ゼミが参加しました。
本年度は七戸克彦先生(九州大学)より、すみれの会事件をモチーフに金銭所有権権の「占有=所有」理論、倒産隔離機能をもつ信託の認定等を様々な角度から深く考えさせる良問かつ超難問が出題されました。午前・午後にわたり非常に充実した立論、質疑応答が行われました。本学からは、中田ゼミ(3回生)と若林ゼミ(3回生)が参加しました。
すべての立論、討論を聞いた一般聴講を含む学生および教員が投票に参加しました。
結果、本年度は、山形大学・神澤ゼミが優勝しました。2位の九州大学・七戸ゼミに続き、本学からは3位に若林ゼミが入賞しました。
優秀質問者賞には、法政大学・高須ゼミの米山さん、京都産業大学・坂東ゼミの小坂さんとともに、若林ゼミの村上稜将さんが選ばれました。
参加された皆さんは、いずれも、この1ヶ月、自分たちの力で入念な検討を重ねられ、当日は、それぞれの立論や討論、また討論終了後に行われた出題者による解説や続く教員討論を通して、多くの学びを得られました。
この経験を是非、今後のゼミ活動にも生かして下さい。
なお、本学法学会から例年、多大な支援をいただいております。改めて御礼申し上げます。
また開催当日は日曜日となりましたが、総合責任者となった4回生の北川 愛冴仁さんを中心に、昨年度、出場された若林ゼミ4回生の皆さんが、本学教務課のスタッフと連携しながら事前準備を進め、当日はすべての運営を担っていただきました。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
<優秀質問者賞を受賞された村上稜将さん(龍谷大学・若林ゼミ)のコメント>
お忙しい中このような場を設けてくださった先生方、及び運営を支えてくださった先輩方・2 回生の皆様に心より感謝申し上げます。またインカレに向けて準備を重ねられました参加者の皆様、本当にお疲れ様でした。前期の合同討論会では悔しい思いをして、そこから巻き返すぞという思いで準備を進めてきました。目標としていた優勝には届きませんでしたが、先輩たちと同じ舞台で自分たちなりに堂々と発表できたことは自信になりましたし、ゼミのみんなの支えがあったから3位という成績をおさめることができたと実感しています。(村上稜将)