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2018.03.13

奈良育英高校にてサイエンスカフェを実施【農学部】

3月13日、奈良育英高校(奈良県)にて、農学部サイエンスカフェ「チョコにまつわる甘くない話~生態学で貧困を救う~」を実施しました。
農学部では、「食」や「農」に関する内容を簡単な実験や体験をとおして、高校生と語り合い、高校生の研究や学びへの意欲を醸成する取り組みを行っています。
今回は、カカオ豆の産地であるアフリカ農民の暮らしについて、農業経済の視点から坂梨健太講師(食料農業システム学科)が紹介するとともに、虫やカビで一瞬にしてカカオ畑が台無しになる事例をもとに、塩尻かおり講師(植物生命科学科)が生態学から病虫害の予防についてアプローチ。理系と文系の視点から、高校生にとって身近な「チョコレート」をテーマに、能動的に学ぶアクティブラーニング形式で実施しました。



高校生の感想
・チョコレートを出荷するまでにあたって、文系・理系のアイデアが必要なのが面白かった。
・チョコレートだけの話だと思いましたが、植物がどのように幼虫などから身を守るかという話とつながり、興味深かったです。
・アフリカの人達の生活など、見たことがなかったし、考えたこともなかったので、実際にアフリカで研究されている先生の話にとても興味が湧きました。何より楽しく学ぶことが出来ました。