2025.01.06
【社会福祉学科】ふれあい大学発表会(2024年12月11日)
知的障がいのある人達への学習支援・交流支援を通して、支え合い、分かち合って生きる「共生の実践力」を身につけ、社会共生、インクルーシブな社会を目指すことを目標として取り組まれるオープンカレッジふれあい大学課程(ふれあい大学)は、短期大学部で開講最終年度になり、次年度からは社会学部での再出発(リスタート)となります。今年度の取り組みの集大成として、12月11日(水)に成就館で「RESTART (リスタート)」をテーマとした発表会を行いました。今回の発表会も、コミュニケーション論(担当:桂千草先生)の受講学生が手話通訳で参加してくれました。
まず、3講時の学習講座の取り組みについて、龍大生から紹介されました。音楽療法クラス(担当:市原幸子先生)では「夢をつなぐ」が発表されました。ふれあい生それぞれの夢を助け合い、励まし合い、知恵を出し合って楽曲とともに舞台で実現していました。続いて、懐かしい22年分の記録写真とともに、教員からのリスタートへのメッセージ動画を視聴しました。会場にはふれあい大学の修了生もたくさん来られており、大きな拍手をいただきました。演劇療法クラス(担当:平山久美先生)では、「Change!(チェンジ)」が発表されました。2750年の未来人類は、脳に埋め込まれた通信機器で何も考えず、行動しなくなっていたが、自分で考え、選び、行動しなければならない2024年にタイムスリップして…、というストーリーでした。本番直前まで熱心に練習をしてきた成果を存分に発揮できて、最後のフィナーレを笑顔で飾れた楽しい発表会となりました。

ふれあい大学発表会の様子

ふれあい大学発表会の様子