2025.01.09
第7回「共生のキャンパスづくり」シンポジウムを実施【障がい学生支援室】
2024年12月24日、「映画「みんなの学校」から学ぶこと」をテーマに第7回共生のキャンパスづくりシンポジウムを開催し、学生、教職員、一般の方あわせて78名の参加がありました。
はじめに、映画「みんなの学校」を上映し、その後、大空小学校初代校長である木村泰子先生にご講演いただきました。残念ながら、ZOOMでのご参加となりましたが、「共に学ぶ」ことへの思いや、映画に登場した子どもたちのその後についてもお話いただき、参加者がさらに学びを深める機会になりました。
続いて、学生3名から、大学生活における困りごとや悩み、それらに向かい合った経験や取組などについて報告を行いました。学生たちが、「共生のキャンパスづくり」活動や、障がい学生支援室での関りなどを通して、自身と向き合い、「やってみたい」を形にしていく姿が印象的でした。
参加者アンケートでは、「担任をもっている先生だけがそのクラスの子ども達を支えているのではなく、教員全員で子ども達を支えているところが印象的」「学生自身の声を本人から聞けたのがよかった。改めて“大学”というものに今の若者や今の社会は何を求めているのだろうかと考えさせられた」等、たくさんの感想が寄せられました。
当日は、司会進行、受付や会場案内まで、学生実行委員会のメンバーが協力して取り組み、貴重な体験になったようです。
【共生のキャンパスづくりシンポジウム開催内容】
<第1部>
映画「みんなの学校」上映会
<第2部>
木村泰子氏 講演
学生の取り組み報告:
代表挨拶:谷口 恵(心理学部1回生)
報告①「過密に苦しむ学生」
井上 啓一郎(経営学部4回生)
報告②「私の4年間の学生生活を通した課外活動での経験と学び」
渡邉 仁(経営学部4回生)
報告③「うつ病を経験したボーカリストが自身の楽曲を語る、歌詞に込めた生きることに対する迷いと決断」
宮尾 嵩紀(国際学部4回生)
<第3部>
ディスカッション
テーマ:学生が他者(社会)と関わり合える大学づくり
登壇者:第2部の報告学生
オブザーバー:学長 入澤 崇
障がい学生支援室長 阪口 春彦
ファシリテーター:障がい学生支援室コーディネーター 瀧本 美子