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2025.01.23

京都企業を学ぶ・京都企業から学ぶ ブックレットの刊行に向けて企業訪問

 2024年9月に始まった経営学部・細川ゼミナールでは、2年半のゼミ活動の一環として京都企業に関するブックレットの刊行に向けて取り組んでいます。実際に京都企業を訪問させていただいてインタビューや見学を行ったうえで、学生も執筆した100頁程度の小冊子を計画しています。
  科目担当者(細川)は、龍谷大学・京都産業学センターの活動(2002年度から2022年度)を通じて多くの企業さまとのご縁を得ることができました。ゼミの活動でも毎年、学生と一緒に企業訪問を行ってきました。残念ながらコロナ禍では訪問を中断せざるを得ませんでしたが、オンライン等を通じて「現場」を学ぶことを継続してきました。
 そのような取り組みを踏まえてのブックレットの計画です。ゼミ生は2人ですので、すべての企業さまを一緒に訪ねることも可能です。この間、訪問したのは佐々木化学薬品(2024年12月13日)、京都放送(2025年1月17日)の2社です。
 佐々木化学薬品では、代表取締役社長の佐々木智一さんに、事前にお送りした質問項目にお答えいただきました。京都放送では、常務取締役の湯浅勝さんに、テレビとラジオの放送現場をご案内いただきました。
 2人のゼミ生にとっては、経営者の方へのインタビューは初めてのことであり、緊張した様子でしたが、気さくなお人柄の佐々木社長から多くのことを学ばせていただきました。京都放送ではテレビとラジオの生放送のスタジオにも連れて行っていただき、普段テレビで見たことがあるタレントが数メートル先でおしゃべりしていました。午前中には、同社の労働組合も訪ねました。
 学生たちは定期試験が終了すると春休みに入りますので、企業訪問は4月以降に再開します。ブックレットには基礎演習(1年生後期から2年生前期)のゼミ生にも協力をしてもらう予定です、10数社の京都企業を紹介するブックレットを目ざしています。
 2026年度の早い時期に刊行し、ゼミ活動の成果を発信していきたいと思います。科目担当者にとっても経営学部で取り組んだゼミ活動のまとめとなります。 (文責:細川孝)


佐々木社長にゼミ生2人がインタビューしています


湯浅常務取締役にラジオの生放送の様子を説明いただいています