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2025.01.30

農学部公開セミナーに経済学部・経済学研究科から協力参加

農学部フードビジネスマネジメント論公開セミナー「農業分野における国際協力の最前線」が11月17日瀬田キャンパスで開催されました。経済学部西川芳昭教授と経済学研究科修士課程藤田寿乃さんが協力参加し、様々な国際協力のあり方について話題提供をするとともに、参加した学生や市民との意見交換を行いました。
西川教授は、自らのJICA(国際協力事業団(当時:現国際協力機構))および農林水産省職員として、二国間・多国間の国際協力のマネジメントに携わった経験、龍谷大学に着任後もエチオピアにおける研究プロジェクトへの参加、日本のNGOが実施する「ベトナム、中山間地域の少数民族農村におけるアグリツーリズムを導入した生計向上モデル事業」に経済学研究科学生とともに参加したことなどを紹介しました。
藤田さんは、本年11月までアフリカのルワンダにおいてJICA協力隊の一員として現地のコーヒー栽培農家の生活改善に取り組み、現在修士論文を作成していることを紹介し、国際協力に興味を持ったきっかけ、国家公務員の仕事を辞めてボランティアに参加した思いを伝えました。
経済学研究科では、英語のみで修了できるプログラムを用意しており、アジア・アフリカ諸国から多くのJICA研修員を受け入れ、キャンパス内での国際交流・協力を実施しており、セミナーへもラオスから留学中の研究科学生の参加もありました。
参加者からは、キャンパスの中に国際協力を実践している教員や学生が多くいることを知って、国際協力を身近に感じることができたという声が寄せられました。



グループ討論を行う経済学研究科JICA留学生・西川教授ら


ルワンダにおける活動内容を紹介する藤田寿乃さん