2025.02.04
ユネスコ無形文化遺産に登録された伝統的酒造りに関する最新の研究・技術とは DXを活用した清酒の品質評価と管理について講演
ハイブリッド(対面+Web)開催、2月16日(日)まで申込受付中<受講料無料>
【本件のポイント】
- 2024年12月にユネスコ無形文化遺産に登録された「伝統的酒造り※1」をはじめ、日本の発酵醸造産業は「職人技」と呼ばれるほど高度な技術である一方、技術の継承や新規参入のハードルが高い。
- 「REC BIZ-NET研究会※2 」では、データを活用し清酒の品質評価を行う手法や、醸造過程において微生物を特定し品質管理に活用する手法など、「発酵DX」をテーマに最新の研究について講演。
- 講演終了後、対面参加者と講演者による名刺交換・情報交換を実施。
【本件の概要】
今回の研究会は、お酒に関する研究内容をテーマに講演を行います。五感を活用する官能検査によらない客観的な手法として、熟成度の色判定や加温熟成させた清酒の品質評価を行う手法を紹介するとともに、DNAの痕跡から醸造最初期の微生物を特定し、さらに醸造過程における品質の管理を迅速かつ簡便に行う手法の開発等についてご紹介します。
日 時 2025年2月18日(火)14:00~16:00
会 場 龍谷大学瀬田キャンパスRECホール ※オンライン配信有(先着50名)
テ ー マ 「発酵DX~飲まずに見た目だけでお酒の味わいがわかりますか?~」
講演1 「分光学的手法を用いた清酒の品質評価法」
講演者 農学部 食品栄養学科 教授 桝田 哲哉
講演2 「清酒に含まれる微生物の痕跡をたどる」
講演者 農学部 食品栄養学科 教授 田邊 公一
※講演終了後、対面参加者と講演者による名刺交換・情報交換を実施
申込方法 下記チラシをご覧ください。(申込〆切2月16日(日))
※1 伝統的酒造り
杜氏・蔵人等が、こうじ菌を用い、日本各地の気候風土に合わせて、経験に基づき築き上げてきた、伝統的な酒造り技術(日本酒、焼酎、泡盛等)のことです。
※2 REC BIZ-NET(RECビジネスネットワーククラブ)
龍谷大学エクステンションセンター(REC)では、産学連携のマッチングや共同研究・プロジェクトの創成に向けて、地域の中小企業・ベンチャー企業を対象としたREC ビジネスネットワーク(REC BIZ-NET)を組織・運営しています。REC BIZ-NETでは、定期的なセミナーの開催や課題別研究会の編成・プロジェクトの運営、RECフェローやコーディネータによる技術相談・経営相談等を通じて、会員企業と本学の産学連携や、会員企業間の交流の場を提供しています。
過年度の開催実績:https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/iag/biznet/study_group.html
問い合わせ先:龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)
Tel 077-543-7743 rec@ad.ryukoku.ac.jp https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/index.php