2025.03.03
「京都老舗の会」と連携し、アンケート調査報告会「令和に生きる京の老舗~その教訓と課題~」を開催 府内企業のサステナビリティに貢献すべく、527社の回答を分析し報告
【本件のポイント】
- 龍谷大学経済学部と「京都老舗の会※」が連携し、京都府内の老舗企業を対象にアンケート調査を実施
- プロジェクト型授業(担当:辻田 素子 教授)から派生した取り組みであり、学生が参加
- 本学学生らが分析した結果を発表し、それを踏まえて老舗企業の経営者が議論する
【本件の概要】
龍谷大学経済学部は、京都府および「京都老舗の会」の協力を得て、2012年度からプロジェクト型授業を展開しています。
この度、「京都老舗の会」との共同研究事業として、府内の老舗企業(2,039社のうち1,391社)を対象にアンケート調査を実施しました。(期間は2024年9月20日から10月25日まで)
本調査は、京都の老舗企業の現状を明らかにし、老舗の「強み」や「課題」を浮き彫りにするとともに、府内企業の事業継続(サステナビリティ)に資することを目的としています。質問項目には、“事業承継”や“伝統と革新”のほか、“新型コロナウイルス感染症の拡大による影響”などを設定し、527社から回答を得ることができました。
老舗企業からの回答は、経済学部の教員と学生が中心となって集約・分析しました。第一部でその結果を発表し、続く第二部では、30代から70代の経営者4人から、企業の存続危機をどのように乗り越えたか、後継者として何に悩み、どんな課題に取り組んでいるかなどをお話しいただきます。
■開催日時:3月11日(火)14:00~16:30(二部構成)
[第一部]14:00~15:20 調査結果報告「老舗は逆境にどう挑むのか」
[第二部]15:30~16:30 トークイベント「未来を見据える老舗の知恵」
※詳細は下部別紙をご参照ください。
■場所:龍谷大学深草キャンパス 和顔館 B201教室
※京都老舗の会
京都企業のブランド力強化と京都地域の経済活性化を目的として2012年に設立。会員は京都府が顕彰した創業100年以上の企業。知恵の経営(事業を長く継続し、次世代に承継していく秘訣)の普及や府内大学との連携事業などの活動を展開。
(詳細)https://kyoto-shinisenokai.com/
問い合わせ先:龍谷大学 経済学部教務課 高見
Tel 075-645-7894 keizai@ad.ryukoku.ac.jp https://www.econ.ryukoku.ac.jp/