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2018.03.27

日西150周年事業「日本のまちづくりセミナー」で講演(社会学部・笠井賢紀准教授)

日本とスペインは2018年に、日本スペイン修好通商航海条約締結(1868年)による外交関係樹立150周年を迎えます。
これを記念してさまざまな事業が行われており、2018年3月6日には同事業の一環で「日本のまちづくりセミナー」(Jornada de Investigación: “Comunidades Locales en Japón: Personas, Memoria e Identitad”)が開催されました。
同セミナーは在バルセロナ日本国総領事館とバルセロナ自治大学翻訳通訳学部の共催によるもので、同学部の学生を中心とした約120名が参加しました。
本学社会学部の笠井賢紀准教授は短期国外研究員としてバルセロナ自治大学に訪問研究員として同地に滞在しており、ジョイ・ヘンドリー氏(オックスフォードブルックス大学名誉教授)、ブライ・グアルネ氏(バルセロナ自治大学准教授)とともに講師を務めました。
笠井准教授は「Comunidad Local y Asociación de Vecinos (Local Community and Neighborhood Association)」という題目でスペイン語と英語を交えた約40分の講演を行いました。
講演では、日本のまちづくり潮流や住民自治組織の類型を概括した後、日本の地域社会を支えるコミュニティ・ボランティアの役割、そしてそうした人材育成に果たす民俗の役割について事例を用いながら論じられました。
会場からは、紹介された民俗行事における女性の役割や、高齢者を地域社会に参画させるための工夫についての質疑が出るなど、活発な議論が交わされました。

日本のまちづくりセミナーの様子はこちらをご覧ください。
http://www.barcelona.es.emb-japan.go.jp/itpr_ja/machizukuri.html>>