2025.03.14
文学部教員を対象とした社会貢献活動表彰式を開催【文学部・文学研究科・実践真宗学研究科】
龍谷大学文学部・文学研究科・実践真宗学研究科では、教員の社会貢献活動の促進を目的として、他の模範となるような優れた活動を積極的に展開したと認められる教員を表彰する制度を2020年度から設置しております。
2025年3月5日に、文学部長から第5回の表彰者(3名)へ表彰状が授与されました。
この度の表彰者3名の受賞理由は以下のとおりです。
(1)札埜 和男 准教授(哲学科教育学専攻)
「自身の専門分野(国語科教育・方言学・法教育)の成果を学校現場や社会に還元していく。」との基本方針に基づき、新しい読解方法である文学模擬裁判について、高校生対象の全国規模の大会の開催や、授業での実施に協力したり、公民科の冤罪教育の実施にあたり、龍谷大学至光館1階の取調室や模擬法廷を案内するなど、精力的に社会貢献活動を行っている。
(2)森田 敬史 教授(実践真宗学研究科・特別任用教員)
「現代社会において,仏教者(宗教者)がそれぞれの能力を活用しながら様々な実践へ繋げられるように,諸活動と連携を取りながら,これまで蓄積してきた研究・教育の成果を,学内だけでなく広く社会に還元していく。」という基本方針にもとづき、臨床宗教師・スピリチュアルケア師などに関連する人材養成に協力しつつ、本学短期大学部長の黒川雅代子先生が主催する分かち合いの会「遺族会 ミトラ」に継続して参加するなど、意欲的に社会貢献活動を行っている。
(3)前田 哲宏 准教授(教養教育科目担当)
「2010年度より行ってきたアジアの高校生のための国際交流プログラム"Asian Youth Forum for Sustainable Future"に参加する日本の高校生の準備支援を行うとともに、本プログラムの企画・運営を補助する。」という基本方針に基づき、2023年8月に上記プログラムが奈良で開催されるに当たり、運営に携わりつつ、国際会議の開会式でのあいさつ、最後の高校生による発表にコメントをするなど、積極的に社会貢献活動を行っている。
龍谷大学文学部は、今後も教員がその専門性を活かし、社会に貢献していくことを推進していきます。