2025.03.06
【こども教育学科】 「子どもの食と栄養」での調理実習の取り組み
「子どもの食と栄養」では講義内容と関連付けて、調乳や離乳食・幼児食等の調理実習を数多く取り入れ、例年8回の調理実習を実施しています。
今年度(2024.12.16~12.17)も5歳児に向けた保育所(園)給食の献立内容を学生自身が考え、自分たちで食材購入し、調理を行うという演習を実施しました。保育者を目指す学生にとって、食に関わる知識や技術を体得する機会が少なくなり、自立した生活の基礎となる「食生活の自立」が難しい現状を踏まえ、「食」をより身近なものとして捉え、「食べることの大切さ」を幼児たちに伝えることについて学び、そして自身の食生活を見直す機会となる重要な実習となりました。
学生の立てた献立は、季節感、いろどり、栄養バランス、食材原価などを考え立てた力作です。学生たちはこの調理実習後、「給食を作る栄養士さんや調理員さんも子どもたちのことを思って様々な工夫をされていることを実感した」、「自分たちでメニューを考え、買い物もして一から作るという作業をして、大変だと感じるとともに、毎日このような給食を作っておられると思うと、とてもすごいことだと思う」などの感想を述べていました。
<行事食テーマ>
あ組
1班:クリスマス、2班:海の日、3班:七夕、4班:ハロウィン、5班:節分
い組
1班:クリスマス、2班:冬至、3班;節分、4班:卒園、5班:クリスマス
う組
1班:七夕、2班:節分、3班:クリスマス、4班:クリスマス、5班:七夕