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2025.03.11

「コーヒーをつくる人々の話」(講演&試飲会)が開催されました

 
 2025年2月23日(日)、コワ―ケーションスペース九条湯(京都市南区東九条中御霊町65)にて、イベント「コーヒーをつくる人々の話」(講演&試飲会)が開催されました。

 本イベントは、2008年まで営業していた築100年の銭湯をコミュニティの場として再活用したコワーケーションスペース九条湯(以下、「九条湯」という。)が主催し、REC一般社団法人京都知恵産業創造の森が橋渡し役となり企画が進められました。
 
 企画内容は、以前から九条湯のカフェなどを利用しており、農業・農村開発および地域資源管理を専門とする本学経済学部の西川 芳昭 教授をはじめとして、本学経済学研究科生の藤田 寿乃 氏、本学経済学部の上山 美香 准教授のゼミ生らの協力を得て考案・実施され、本学学生や保護者、卒業生、一般の方など約30名が参加しました。

 九条湯は、地域のお客様同士が交流して何か新しいことが生まれる”コミュニティHUB”としての役割を担う存在になっていくことを目的に、模索しながら運営されています。今回は、地域の方が集まる社交場として、参加者が交流を深めるイベントとなりました。

 当日は、西川ゼミに所属しながら2022年11月から2年間、JICA協力隊員としてルワンダに派遣されていた藤田 寿乃 氏(龍谷大学大学院経済学研究科)による「コーヒーをつくる人々の話」と題した講演が行われ、日本から遥か遠いアフリカの国「ルワンダ」の人々の生活やコーヒー生産に関わる人々の実情など、実際に現地で一緒に過ごしたからこそわかる話が語られました。

 講演会終了後には、コーヒーの試飲会が開かれ、同氏が住んでいたルワンダの農村部のコーヒーを嗜みながら参加者同士の交流が深められました。また、ルワンダの生産者に向けて、参加者の皆さんが感謝の気持ちを込めて、「Biraryoshye(美味しかったです)」や「Murakoze(ありがとうございます)」などルワンダ語で感謝のメッセージを記しました。
 
 その他、しんやさい京都による新鮮な野菜の販売や、RE:ARTHによるキノコ販売、さよこ屋による菓子販売も行われ、参加者との交流を深めるとともに、九条湯と関わりのある人々の地域の魅力を感じられるマーケットとなりました。

 RECでは、引き続き地域連携活動をサポートすることで、地域社会に貢献してまいります。


藤田氏による講演の様子



イベントで配布された、ルワンダを楽しめるまち「カレンゲセクター」のパンフレット

※本学経済学部 上山 美香ゼミナールの学生(泉谷 大地、前田 風翔、住岡 慶太郎、山畑 直也、森田 穏、堀 薫実)がパンフレットを制作


提供されたルワンダのNTWALI Coffee

※製造メーカーの「女性のためのヒーローになりたい」という理念に基づいて、本学経済学部 上山 美香ゼミナールの学生(小林 あやの、大木 仁義、津曲 星花)がパッケージをデザイン


ルワンダの生産者に向けたメッセージ


コーヒーの試飲会・マーケットの様子


参加者との集合写真