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2018.01.18

世界仏教文化研究センターと名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センターが学術交流に関する包括協定を締結 <締結式> 1/25(木)17:45~ 大宮キャンパスにて

龍谷大学世界仏教文化研究センター(以下、「RCWBC」という)は、名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター(以下、「CHT」という)と学術交流に関する包括協定を締結します。
 CHTは、「研究・教育による人類の文化遺産を継承し価値を世界と共有する“知の伝達”に務める」ことを目的とし、2014年4月に発足した研究組織です。大きく(1)アーカイヴス研究、(2)物質文化研究、(3)視覚文化研究の3部門より構成されています。
特筆すべきは、CHTが寺院資料のアーカイヴス化を進めるとともに、コレージュ・ド・フランス(フランス極東学院)や京都大学等の国内外の研究機関との連携による仏教テクスト研究を推進している点にあります。仏教テクスト研究とは370有余年におよぶ龍谷大学の仏教学研究の根幹をなすもので、文献の「翻訳研究」等をもととした教義思想の解明を行う研究です。
この点は、RCWBCの設立趣旨や研究の方向性に近似するところがあります。今回の学術交流の締結はRCWBCの研究進展と仏教研究の国際拠点化形成に大きく寄与するものと考えています。 
本協定により、両センターの保有する資料や両センターの研究者の文献研究によって得られた多種多様な知見を共有することが可能となります。更に、今後「仏教古典籍の総合的研究」を推進する本センターの研究がより促進され、学界および一般社会に”新たな知見”を与えることが期待されます。
つきましては、下記のとおり調印式をおこないますので、ご取材いただきますようお願い申しあげます。

1.日 時 : 2018年1月25日(木) 17:45~18:15

2.会 場 : 龍谷大学大宮キャンパス本館1階 文学部長室

3.出席予定者:
能仁 正顕 (龍谷大学世界仏教文化研究センター長・文学部教授)
楠 淳證 (龍谷大学世界仏教文化研究センター基礎研究部門長・文学部教授)
野呂 靖(龍谷大学世界仏教文化研究センター基礎研究部門研究員・文学部准教授)
阿部 泰郎 氏(名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター長)
近本 謙介 氏(名古屋大学人文学研究科准教授)

4.内 容 : 協定書署名
       各機関代表挨拶
       質疑応答 他