2018.01.10
京丹後市夢まち創り大学 × 龍谷大学政策学部 京丹後市大宮町での取組・調査の報告会実施 1月13日(土) 於:京丹後市 三重生活改善センター
龍谷大学政策学部では、PBL(Problem-based learning)科目「政策実践・探求演習(海外)」(金紅実 准教授・谷垣岳人 講師)において、2015年度より京丹後市大宮町三重・森本地区の住民の皆さんと地域づくり・地域活性化活動を行っています。
今年度は、地域内にある絶滅危惧種のゲンゴロウが見つかった水田で収穫されたお米を、「ゲンゴロウの故郷米」として丹後市内で販売を行う等の活動を行ってまいりました。昨年同様、学生による今年度の取組・調査の報告会を活動地域である同地区で行いますので、お知らせいたします。
なお、この取組は、京丹後市夢まち創り大学の活動の一環として実施するものです。
つきましては、本取り組みをご取材いただきますようよろしくお願い申し上げます。
1.日程
2018年1月13日(土) 13:30~15:30 水田における稲刈り
2.場所 三重生活改善センター(住所:京丹後市大宮町三重507-2) ※実施場所は以下のとおり

3.内容
13:30~13:40 司会による報告会の概要の説明
先生からの挨拶
13:40~15:10 学生からの報告×3(各20分)
各報告に対する質疑応答 (各10分)
15:10~15:25 地域から活動や報告へ感想
15:25~15:30 地域の方からの挨拶
4.参加予定者
三重・森本地区の住民 の皆様
龍谷大学政策学部:金 紅実 准教授、谷垣 岳人 講師、学生20名
5.参考
・京丹後市夢まち創り大学
大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織し、取組みを進めています。
【京丹後市夢まち創り大学の主な事業】
①日本で初となる大学生が都会と地方を行き来する無料シャトルバスの運行
②大学生が安心して宿泊できる無料シェアハウスの運用
③京丹後市内での体験・学習プログラムの提供
④現地の情報提供、プログラムの企画や実施をサポートするコーディネーターによる相談、支援
⑤現地の自由な活動をサポートする電動自転車の提供
・龍谷大学政策学部「政策実践・探究演習(海外)」の大宮町三重・森本地区での取組
龍谷大学では2015年度より三重・森本地域において「一次産業の多機能性について」というテーマで活動しており、これまで同地区において、生物調査や水質調査、耕作放棄地の調査、京丹後市内のスーパーにおける地産地消の調査、地域活動の手伝いなどを行ってきました。
昨年度、地域の生物調査を行う中で、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウをはじめ、多くの生き物が生息していることがわかったことから、今後は地域の豊かな自然や生物を守る農法で栽培したお米を 「ゲンゴロウの故郷米」として発掘・販売するなど、農家・地域・大学などが連携して取り組むこととしています。