2025.05.07
兵庫一也教授の共著論文が、経済理論分野のトップ国際学術誌『Journal of Economic Theory』に掲載
【兵庫教授コメント】
この研究で考えたこと
人は、ただ情報を集めるだけでなく、「自分なりの考え方」で世の中を理解しようとします。
でも、その“考え方”を身につけるにも、時間やエネルギーがかかります。
この論文では、「どうやって学ぶか」や「どんなふうに世界を信じるか」ということに、コスト(負担)があると考えて、人の意思決定を理論的に説明しました。
どんな雑誌に載ったの?
Journal of Economic Theory は、経済学のなかでも「考え方のしくみ」や「理論」を専門に扱う、世界的に権威ある学術誌です。
専門家向けですが、私たちの暮らしに関わる「考える力」「学ぶ行動」を深く掘り下げる内容です。
【論文掲載情報】
雑誌名 :Journal of Economic Theory
英文タイトル:Costly Subjective Learning
著者 :東 陽一郎(岡山大学)
兵庫 一也(龍谷大学)
武岡 則男(一橋大学)
「人はなぜそう考えるのか?」に興味がある方に、ぜひ読んでいただきたいです!