2025.05.12
本研究科修了生が「市町村職員公募論文・エッセイ」論文部門で優秀論文賞を受賞【政策学研究科】
おおさか市町村職員研修研究センター「マッセOSAKA」が主催する「令和6年度市町村職員公募論文・エッセイ(論文部門)」において、本研究科の修了生2名が優秀論文賞を受賞されました。
受賞された論文は以下のとおりです。
「処分通知等オンライン化に係る課題の検討―相手方への到達に係る課題を中心に」
茨木市 企画財政部DX推進チーム(※) 中橋 晃季さん(2019年度修士課程修了)
※所属先部署名は受賞当時のもの。
「地域住民主導による子育て応援活動に関する考察」
八尾市 人権ふれあい部高安出張所 黒田 哲夫さん(2021年度修士課程修了)
(参考)
「令和6年度市町村職員公募論文・エッセイ概要」
https://www.masse.or.jp/masseosaka/kennkyujigyo/kennkyukiyo/1366351033239.html
お二人は、政策学研究科の「地域公共人材総合研究プログラム」における「協定先推薦入試」を通じて入学され、自治体職員として働きながら1年間で修了に必要な単位を取得し、修士論文を執筆されました。
今回の受賞は、実務と学術を融合させた学びの成果が社会的に高く評価されたものといえます。お二人の今後のさらなるご活躍が期待されます。
(受賞者コメント)
中橋 晃季さん
「政策学研究科での先生方による修士論文のご指導のおかげで、今回の受賞に至ることができたと感じております。改めて心より感謝申し上げます。政策学研究科で修士号を取得後も、実務と学術の両面から地方自治体における行政のあり方を検討していきたいと考え、今回、論文という形で整理することができました。今回の受賞を励みに、引き続き精進してまいりたいと存じます。」
黒田 哲夫さん
「政策学研究科での学びが人生の転機になりました。“自分の気持ちにコミットする”という白石先生の言葉が心に残っています。学んだことを社会で活かし、研究し、学術に貢献していく。これが実務家研究者の使命であり、自分の使い道だと考えています。修了後も学会誌への研究論文投稿、マッセOSAKAの研究員、他自治体での講演など幅広く研究活動を続けています。1mmでも社会を良い方向に進めていくために、自己研鑽し邁進していきます。」

優秀論文賞を受賞した黒田 哲夫さん