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2017.11.20

畑あそびとバーベキューで、楽しく美味しく親子で環境問題を学ぼう 11月25日(土)於:亀岡営農型太陽光発電所

本学政策学部のPBL(課題解決型)科目「政策実践・探究演習(国内)(※1)」の一つである「亀岡プロジェクト(※2)」では、亀岡市、京都学園大学、立命館大学と連携し、「市民協働による低炭素型地域社会づくり」に取り組んでいます。「亀岡カーボンマイナスプロジェクト(※3)」ではこの10年来、モミ殻や間伐材、放置竹林の竹など地域で未利用の資源を焼き、炭に変えたものを撒いた農地で育ち、日本クルベジ協会の認証を得た野菜の栽培、流通システムの確立など様々な成果を生んできました。今後、市民の主体性を高め、「市民が支えるプロジェクト」として発展させていく必要があります。
そこで、このたび、「畑あそび!! クルベジ バーベキュー」と題したイベントを通じ、親子で楽しみながらクルベジやその背景にある環境問題について学ぶ機会を提供します。
11月25日(土)、亀岡営農型太陽光発電所(ソーラーシェアリング)において、親子で楽しみながら環境について学ぶとともに、農場で収穫したシイタケや野菜を使ったバーベキューも味わえるイベントを開催いたします。主催は一般社団法人クルベジ協会ですが、本学の学生が企画から当日イベントスタッフまで積極的に協力しています。
つきましては、本件の行事欄でのご案内、ならびに当日のご取材をお願い申し上げます。

1. 行 事 名  「畑あそび!! クルベジ バーベキュー」
2. 日  時  11月25日(土)10時~15時
3. 場  所  亀岡営農型太陽光発電所(亀岡市河原林町大樋110番地)
4. 参加料金  中学生以上3,000円、小学生以下2,000円
5. 定   員  100人(先着順)
6. 開催主体  主催:一般社団法人クルベジ協会、 協賛:一般社団法人 森の京都地域振興社(森の京都DMO)
        協力:龍谷大学、立命館大学、京都学園大学

※1 龍谷大学政策学部専門科目「政策実践・探究演習(国内)」について
政策実践・探究演習の5プロジェクト(福知山、守山、洲本、京丹後、亀岡)に各20名程度が受講し、専門知識・理論の他、プロジェクト現場での体験をベースにより深く実践・探究(アクティブ・ラーニング)をすすめています。

※2 亀岡プロジェクトについて
亀岡プロジェクトは2017年度から開講されました。本プロジェクトの学びの目標は、①地域社会の課題解決の現場において、自分の役割を見つける、②気候変動の緩和などグローバルな課題と地域活性化などのローカルな課題の両面(グローカルな課題)の解決に資する企画を考えること、③プロジェクトの成果や課題を社会に発信すること、④明確な将来像を描き、継続的な地域との連携の仕組みを構築すること、です。

※3 亀岡カーボンマイナスプロジェクトについて
亀岡市では、地元関係者、大学と連携し、深刻化する気候変動を地域から緩和するため、2008年から放置竹林から造った竹炭を堆肥に混ぜ農地に散布する「炭素隔離農法」の実証実験、その圃場(ほじょう、田畑の意)で栽培された野菜を「クールベジタブル(クルベジ)」と認定し、6次産業化も含むブランド戦略、クルベジを使った食育・環境教育などに取り組んできました。また2015年には農地上に設置した太陽光発電と農業を両立させる「ソーラーシェアリング」の実証実験も開始されています。