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2025.05.14

実習先「おもや」にて農作業を体験しました【社会共生実習】

 社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:坂本清彦准教授)では、実習先である滋賀県栗東市のNPO法人「縁活」で、障がい者が農業に携わる農福連携事業に関わることで、受講生たちが地域づくりの活動を経験・展開しています。

 5/9(金)には、「縁活」が運営する農福連携事業“おもや”の農園でトマトの誘引作業を手伝いしました。受講生らは一週間前にもお手伝いをしていましたが、ほんの一週間でもトマトがぐんぐん成長する様を体感し、驚いていました。


誘引方法を教えていただいている様子


誘引作業


誘引作業


茎が太く立派に成長しました

 この日は同じ作業を“おもや”のスタッフの方2名と一緒にしていましたが、とてもフレンドリーにお話していただいたり、作業のポイントを教えてもらったりと、交流しながら楽しく作業ができました。


上田愛里さん

 先週今週とトマトの誘引作業をお手伝いした受講生の上田愛里さん(現代福祉学科・4年生)は、障がいをお持ちの“おもや”のスタッフの方との交流について、はじめはどのように接すればよいかわからず緊張したが、話してみると楽しく会話することができましたと笑顔で話してくれました。

 おなじく受講生の松井涼さん(現代福祉学科・3年生)は、“おもや”での農作業について、実家が田舎で“おもや”と環境が似ていることと、人生において農業を体験できる機会はそうないので楽しく感じていると教えてくれました。


松井涼さん


横山寛治さん(向かって左)

 作業を終えて、NPO法人「縁活」が運営している“オモヤキッチン”でおもや農園の野菜をふんだんに使った日替わり定食を美味しくいただきました。受講生の横山寛治さん(社会学科・3年生)は、今は一人暮らしをしているので、一度にこんなにたくさんの野菜が摂れることが嬉しいと話してくれました。


日替わり定食(タラ)


日替わり定食(ハンバーグ)

 今後は、年間をとおして季節の野菜の農作業をお手伝いしたり、おもや農園で採れた野菜を使った商品をマルシェで販売したり、栗東市内で開催される朝市への参画などを検討されています。

 今年度の受講生がどのような「農福連携」を経て地域づくりを経験・展開するのか楽しみにしたいと思います。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】​をご覧ください。