2025.05.16
約130のブースが出展する関西最大級のオーガニックイベントに政策学部生が出展 有機農業の普及活動を通じて食と農の未来を考える
【本件のポイント】
・関西最大級オーガニックフェスタ「オーガニックライフスタイルEXPO」に政策学部大石ゼミが出展
・出展ブースでは、京都市左京区・大原で活動する6名の若手有機農業者の紹介とともに日本の有機農業や自然農業の現状を発信
・食だけでなく、草木染めや綿織物の紹介、オーガニックコットンの糸紡ぎ体験も実施
【本件の概要】
龍谷大学政策学部大石ゼミでは、「食と農のソーシャル・イノベーション」をテーマに有機農業などの普及に取り組んでいます。今回、関西最大級のオーガニックフェスタである「オーガニックライフスタイルEXPO※」に読売新聞大阪本社が進める「農プロジェクト」と連携し、学生ブースを出展いたします。
現在、日本の農業は高齢化や気候変動、資材高騰により苦境に立たされています。また、農業による環境破壊も指摘され、化学肥料や農薬に頼らない環境保全型の農業が求められています。そうした中で、消費者の食や農業への関心を高め、持続可能な農業への理解を深めることが益々重要な課題となっています。
本イベントでは約130のブースが出展し、企業出展が多くを占めています。そのうち学生が主体となるブースは2大学のみです。大石ゼミは京都市左京区・大原で活動する若手有機農家の方々と連携し、有機野菜の販売をはじめ、農家の紹介ポスターの展示や、有機農業・自然農法・ゼミ活動に関するパネル展示を行います。展示内容はゼミ生が解説し、来場者に分かりやすく情報を伝えます。
また、ゼミでは食だけでなく、持続可能なテキスタイルの取り組みも行っており、和綿、糸車や綿繰り機など糸紡ぎに関する一連の道具展示ともに、糸紡ぎや手織りの体験も行います。
消費者に対する商品やサービスの紹介が中心となる本イベントで、このように若者が有機農業の課題に取り組み、理解を深める活動を実践している点は、他にはない大きな特徴と言えます。
また、イベント当日は有機農業に関するアンケートも実施し、来場者の関心や意見を今後の企画や有機農業の普及活動につなげていきます。
1.日 時:2025年5月23日(金)~24日(土) 10時~17時
2.場 所:京都市勧業館 みやこめっせ 第2展示場
3.参加人数:龍谷大学政策学部大石ゼミ 15名
4.活動内容:京都市左京区大原の有機農業者の取り組み紹介(ポスター・対面)
有機農産物の紹介・販売
有機農業・自然農やゼミ活動についての紹介(ポスター・対面)
自家産オーガニックコットンを使用した糸つむぎ・手織りの実演・体験
オーガニック・テキスタイルの展示・販売
※一般参加の方は、事前申し込みが必要です。https://ole-kyoto.ofj.or.jp
※「オーガニックライフスタイルEXPO京都」
オーガニックやサステナブルなライフスタイルに関心のある企業や消費者が集まる
展示会です。
自然食品やオーガニックコスメなど持続可能な製品・サービスが紹介されます。セミ
ナーやワークショップも行われ、最新の情報が得られる場として、関西地域でのオー
ガニックやエシカルなライフスタイルの普及を目的としています。
問い合わせ先:龍谷大学政策学部教授 大石尚子
Email:nao-ooishi@policy.ryukoku.ac.jp