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2017.07.06

京丹後市夢まち創り大学 × 龍谷大学政策学部 絶滅危惧種ゲンゴロウ等の生き物を地元小学生と調査 7月9日(日) 於:京丹後市大宮町

龍谷大学政策学部では、PBL(Problem-based learning)科目「政策実践・探求演習ⅠA」(金紅実 准教授・谷垣岳人 講師)において、平成27年度より京丹後市大宮町三重・森本地区の住民の皆さんと地域づくり・地域活性化活動を行っています。この取り組みは、京丹後市が取り組んでいる夢まち創り大学の活動と龍谷大学政策学部が共同して実施している取り組みとなります。
昨年実施した生き物調査において、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウ(2種類)が見つかりました。希少な生物が地元にいることを小学生が実体験を通じて学び、地域に誇りや愛着を持つことを促すために、今年は地元の小学生も一緒になって実施することとなりました。
 つきましては、本取組についてご取材いただきますよう、お願い申しあげます。


1.日程  
  2017年7月9日(日)  9:00~12:00 水田・水路・ため池における生き物調査

2.場所 
※実施場所は以下のとおり(住所:京都府京丹後市大宮町森本地区、京丹後大宮ICの出口正面)
  


3.参加者 
  三重・森本地区の住民・地区小学生約10名
  龍谷大学政策学部:金紅実 准教授、谷垣岳人 講師、学生20名

4.参考
 ・京丹後市夢まち創り大学
大学が蓄積してきた高度な知識、技術及び情報並びに若い大学生の活力を市内に導入することで、地域と大学が互いに学び合い協働して地域課題の解決や地域の活性化を図ることを目的として、全国11大学の参画を得て「京丹後市夢まち創り大学」を組織し、取組みを進めています。
【京丹後市夢まち創り大学の主な事業】
①日本で初となる大学生が都会と地方を行き来する無料シャトルバスの運行
②大学生が安心して宿泊できる無料シェアハウスの運用
③京丹後市内での体験・学習プログラムの提供
④現地の情報提供、プログラムの企画や実施をサポートするコーディネーターによる相談、支援
⑤現地の自由な活動をサポートする電動自転車の提供

 ・南京大学金陵学院との交流プログラムについて
龍谷大学では平成27年度より三重・森本地域において「一次産業の多機能性について」というテーマで活動しており、これまで同地区において、生物調査や水質調査、耕作放棄地の調査、京丹後市内のスーパーにおける地産地消の調査、地域活動の手伝いなどを行ってきました。
昨年度、地域の生物調査を行う中で、環境省及び京都府の絶滅危惧種に指定されているゲンゴロウをはじめ、多くの生き物が生息していることがわかったことから、今後は地域の豊かな自然や生物を守る農法で栽培したお米を 「(仮称)ゲンゴロウ米」として販売するなど、農家・地域・大学などが連携して取り組むこととしています。