2017.07.04
龍谷大学学生と大津市議会議員による意見交換会を開催~政治を身近に!若者の手で拓く未来2017~<7/7 (金) 於:龍谷大学深草キャンパス>
このたび、大津市議会と龍谷大学が共同で「若者の議会への関心と投票率向上の仕組みづくり」をテーマに、昨年に引き続き2回目となる意見交換会を開催します。
昨年、公職選挙法の改正により選挙権年齢が18歳以上に拡大されたことに伴い、18~19歳の有権者である約240万人が新たに投票できるようになりました。同年7月に実施された参議院議員通常選挙においては、龍谷大学深草キャンパスに、期日前投票所が設置されるなど、学生にとって投票や政治が身近なものとなったところです。
そこで大津市議会と龍谷大学では、同選挙の5日後に意見交換会を開催。28人の議員と、政策学部今里佳奈子ゼミの28人の学生が参加し、グループに分かれて参議院議員選挙で初めて選挙権を行使した感想や課題等について意見を交換しました。当日は、若者の視点から斬新な意見やアイデアが多く出され、有意義な意見交換会となりました。
今般、昨年度の意見交換の内容を踏まえて、4つのテーマを設定し、8つのグループに分かれて龍谷大学学生と大津市議会議員が意見交換を行います。
つきましては、本取組をご取材いただきますようお願い申しあげます。
記
1 開催日時・場所
7月7日(金)14時15分~16時30分、龍谷大学深草キャンパス 和顔館B2階 B203教室
2 参加者
龍谷大学政策学部今里ゼミ(今里教授4回生1名・3回生12人・2回生15人)
大津市議会議員34人
3 テーマと進め方
「若者の議会への関心と投票率向上の仕組みづくり~政治を身近に!若者の手で拓く未来2017~」
4つのテーマを設定し、8つのグループに分かれて議員と学生の代表が共同で進行。
最後に学生がグループ発表を行います。
【テーマ一覧】
1.若者の政治参画への期待
若者が政治に参画すれば、政治や政策は、どのように変わるのか。このセッションでは、若者が政治参画することで、どのような可能性が拓けるのか、議論していきます。
2.政治との距離感(見える化)
政治を身近に感じられない、政治が見えない、というのは具体的にはどういうことなのか、また、政治との距離感を縮め、政治を「見える化」するにはどうすればよいのか、議論します。
3.主権者(選挙)教育
小中高校、大学、そして、社会人への主権者教育の意義や課題について議論し、どのように主権者教育を進めていけば良いか、考えてみたいと思います。
4.投票環境の改善
昨年の議論を踏まえ、さらに、「投票に行きにくい」要因を探り、具体的に、どうしたら、より投票をしやすくなるのか、「投票環境の改善」方法について考えます。
【参考】
大津市議会では今、議員の任期4年間における議会改革・政策立案の実行計画や工程など11任務を定めた議会版実行計画「ミッションロードマップ」を進めています。このたびの若者との意見交換会は、11任務の一つ「若者の議会への関心と投票率向上の仕組みづくり」に位置付けており、今までも高校生やインターンシップ生などと意見交換会を開催しています。
4 その他
龍谷大学と大津市議会は、パートナーシップ協定を締結しており、今まで様々な取り組みを積極的に進めています。
・龍谷大学と大津市議会がパートナーシップ協定を締結
平成23年11月パートナーシップ協定を締結。大津市議会では、議員研修会をはじめ、議員提案条例の策定に向けて議論する政策検討会議、議会報告会などにおいて、龍谷大学の教授が招請されるなど、大学の専門的知見を活用した取り組みを進めています。
龍谷大学からは、インターンシップ生を受け入れるなど、人的交流による相互連携を行っています。
・地方議会初の取り組み 龍谷大学図書館と大津市議会が連携
平成28年4月には、地方議会初の取り組みとして、大津市議会と龍谷大学図書館が連携を開始。大津市議会議員が龍谷大学の深草・大宮・瀬田の3図書館の約215万冊の図書の利用やレファレンスサービスも受けられるようになりました。これまでに、質疑・一般質問の原稿を作成するために積極的に活用してきました。