2025.06.13
吉川小一郎が持ち帰った砂漠の砂を混ぜて作陶した『「鳩の子」銘 砂漠釉茶碗』を速報展示【龍谷ミュージアム】

龍谷ミュージアムでは、6月22日(日)まで春季企画展「大谷探検隊 吉川小一郎 -探究と忍耐 その人間像に迫る-」を開催中です。
この度、吉川家に下宿していた方が、大学の卒業祝いとして昭和時代にもらい受けた『「鳩の子」銘 砂漠釉茶碗』が新たに発見されました。
この茶碗は、吉川小一郎が持ち帰った砂漠の砂と京都の粘土を混ぜて作陶したもので、新疆で出土する古銭「高昌吉利」や「大歴元宝」の絵付けがされ、吉川小一郎の探検への想いがうかがえます。
6月15日(日)~22日(日)までの約1週間、速報展示いたしますので、ぜひご覧ください。
※ 「鳩の子」には「愛おしく、大切にしてほしい」という意味が込められています。
◆春季企画展「大谷探検隊 吉川小一郎」の詳細はこちら
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2025/tankentai/
◆今後開催予定の関連イベント
6月15日(日)13:30~14:15 スペシャルトーク
6月19日(木)11:00~11:30 学芸員と話そう

・JR・近鉄・地下鉄烏丸線「京都」駅から徒歩約12分
・京都市バス(9・28・75系統)「西本願寺前」下車徒歩約2分