2025.06.19
お昼休みに、人文学の世界に触れてみませんか ~第26回文学部コモンズカフェを開催~(英語英米文学科 三宅 一平 講師)【文学部】
2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。
そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。
第26回文学部コモンズカフェでは、文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師から、
「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」
をテーマに、お話をいただきます。普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。
※対面での参加は、学内者限定とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。
日 時:7月4日(金) 12:35~13:05
講演者:文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師 【専門分野】アメリカ文学・文化
https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/miyake.html
テーマ:「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」
申込等:以下、URLの申し込みフォームから7月1日(火)17:00までにお申し込みください。
https://forms.office.com/r/JgHSuQ4vAT ※後日、申込者に参加URLをお知らせいたします。参加費無料
対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)
場 所:大宮キャンパス 東黌2階スチューデントコモンズ(学内者限定)
または Zoomでのオンライン参加
内 容:
機械翻訳の発達は目覚ましく、近年では誰でも気軽に外国語を使うことができるようになりました。京都の街を歩いていれば、道や乗り換えを尋ねられることもしばしばですが、最近はスマホの音声認識を利用した瞬時の翻訳が大活躍。互いに使う言語が違ってもコミュニケーションが成り立ちます。昨年は漫画出版大手企業が翻訳AI開発に出資したというニュースもあり、より多くの人に作品が届けられるようになる未来も期待されます。ここで少し立ち止まって、「翻訳」の際に生じる言語間の差異に注目してみましょう。果たしてそれらはいつも同じものとして扱えるものでしょうか、あるいは、何かが失われたり、ともすると増えたりしていないでしょうか。コモンズカフェを通して、人が文学作品に触れるときに生じる「解釈」の領域を、そして、外国語で文学を読む楽しみを、一緒に考えてみませんか?
※本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、