2025.06.30
西本梅地域天引区でのホタルコンサートでの活動報告
2025年6月8日(日)に西本梅地域の天引区で開催された「ホタルコンサート」に学生8人がボランティアとして参加しました。
以下、当日の流れに沿って報告します。
当日は昼から会場設営に参加しました。ゴミ箱の設置や椅子の並び替え、テント張りなど、コンサートを快適に楽しんでもらうための準備を地域の方と協力して行いました。また、各出店ブースの準備も手伝い、テーブルや商品棚の準備、商品の陳列などにも携わりました。
コンサートが始まると、出店している各店の紹介を、学生全員がマイクを使って順番に担当しました。お店のこだわりやおすすめ商品を紹介しつつ、食リポを交えて来場者の注目を集めました。
イベントの目玉である「ホタルコンサート」には、地元高校の合唱部やプロの歌手、地元バンドなど幅広い出演者が登場し、多くの来場者を魅了していました。私たち学生も手拍子や声援で盛り上げ、地域の方々や来場者とともに音楽を楽しみました。
イベント終了後は、椅子やテントの片付けなど会場の撤収作業を手伝いました。最後には、地域の方に案内していただき、近くのホタルスポットを訪れました。多くの学生にとってホタルを見るのは初めての体験で、暗闇の中で舞う幻想的な光景に、皆が感動していました。
ホタル鑑賞の後には、地域の方々とお話しする機会もあり、「若い学生が来てくれるだけで地域に活気が出て元気になる。また来て欲しい。」といった温かい声をいただきました。学生にとって、地域の温かさや協力の大切さを実感できる貴重な経験となりました。
今回の活動を通じて、地域イベントの現場で若者に求められる役割や、地元の方々との信頼関係の築き方について、実践的に学ぶことができました。地域の一員として関わることで、自分たちの行動が地域の活性化につながるという実感を得ることができ、学生一人ひとりにとって大きな自信となりました。
今後は、プロジェクトの目的である「炭の活用法の確立」や「地域文化財の保全」に役立つ資源を見つけ出すため、他地域で行われているイベントやボランティア活動にも積極的に参加していきたいと考えています。
(文責:政策学部2回生 宮澤 雪乃・川添 蒼)