2025.07.07
第26回文学部コモンズカフェを開催(英語英米文学科 三宅 一平 講師)【文学部】
大宮ラーニングコモンズの活性化のため、文学部コモンズカフェを開催しています。
当日も、たくさんの学生さんがコモンズを利用しており、今回もそうした中で文学部コモンズカフェを開催しました。
今回の文学部コモンズカフェは、文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師から、
「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」
と題し、カート・ヴォネガット(Kurt Vonnegut)の “Harrison Bergeron”の一文を題材に講演が展開されました。
代表的な幾つかの機械翻訳ツールでの翻訳結果と人による訳例の比較・検討を経て、”翻訳”ではなく、どう”解釈”するかに文学の楽しさがあることが示されました。
参加者の皆さまからは、
・題目の「機械翻訳に外国文学理解の夢を見るか?」という問いかけは、締めくくりにふさわしい特に刺激的なものだった。
・機械翻訳の可能性という気になっていたテーマの話で興味深く良かった。
・今回の講演で使われているたった一文においても、文学を読むことの楽しさが伝わってきた。
との感想が寄せられました。