2025.08.04
8/2 2025年度第1回講師懇談会・研究会を開催しました
8月2日、2025年度第1回矯正・保護課程 講師懇談会・研究会を本学深草学舎で開講しました。
第1部の講師懇談会(FD研修会)には、2025年度授業担当講師をはじめ、学部選出の委員ら18名が参加しました。最初に事務局から矯正・保護課程(教育プログラム)に関する各種データをもとに、同課程の現状について報告があり、その内容を参加者全員で情報共有しました。引き続き、事務局から事前に前期授業担当講師から回答してもらった授業アンケート結果の概要について説明がなされ、各自、各科目の授業運営状況や各講師の授業改善の工夫・課題などを確認しました。
その後、昨年度より前期受講者数が大幅に増えたことを踏まえ、大人数講義科目及び2025年4月から本学社会学部が深草学舎に移転したことに伴い、合同開講になった深草学舎開講科目の授業担当者に前期の授業実施状況や学生の様子、授業運営における工夫、苦労している点等について報告してもらい、それらをもとに参加者間で意見交換しました。さらに浜井センター長から自身が担当する授業を例に平日5講時の授業の在り方について話題提供がありました。
第2部の講師研究会では、法務省近畿矯正管区少年矯正部長の小國万里子氏をお迎えし、「少年矯正の現状と課題」と題し、ご講演いただきました。講演では、少年院、少年鑑別所における取り組みとして、被害者等の心情等の聴取伝達制度や地域援助、特殊詐欺、近年の少年矯正の現状などについてお話しがあり、参加者は熱心に小國氏の講演に耳を傾け、講演後、活発な質問や議論が交わされました。
上記のとおり講師懇談会・研究会とも大変有意義なものとなりました。