2025.09.05
矯正・保護総合センター通信第18号を発行しました
このたび、矯正・保護総合センターでは、センター通信第18号を2025年9月5日に発行しました。センター通信は、センターが行っている教育・研究・社会貢献活動やその成果を広く社会に発信するために毎年度発行しているものです。
今号(第18号)では、昨年12月に開催した第14回矯正・保護ネットワーク講演会において、「再生~西鉄バスジャック事件からの編み直しの物語~」をテーマに、不登校を考える親の会「ほっとケーキ」代表で、2000年に起きた西鉄バスジャック事件の被害者でもある山口由美子さんにご講演いただいた内容を講演録として掲載しています。
講演では、事件後、山口さんが、犯罪被害者として加害者などと関わりながら、様々な人たちと出会いを通じて経験をされたことを語っていただき、参加者からも好評を得ることができました。その内容は必見です。
また、現在、矯正・保護総合センターで展開している研究プロジェクトの取組を紹介する「研究活動紹介」では、「刑事立法プロジェクト」(代表:斎藤司龍谷大学法学部教授)を取り上げています。
その他、今年12月13日(土)、株式会社大伸ワークサポート代表取締役で、現在、刑務所の出所者を雇い入れる協力雇用主として多くの方を雇い更生を支援し、自身も2度の服役を経験し獄中出産を機に更生した廣瀬伸恵(ひろせ・のぶえ)さんをお招きし開催します第15回矯正・保護ネットワーク講演会の開催案内も掲載しています。興味・関心のある方は是非センター通信第18号(添付のPDFファイル)をご覧ください。