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2025.07.10

留学生と日本人学生が共に学ぶ —教養教育科目「みんなで学ぶ国際ビジネス事情」で最終発表会を開催

2025年度から新たに開講された教養教育科目「みんなで学ぶ国際ビジネス事情」において、最終発表が行われました。

この科目では、生まれ育った環境や文化、価値観が異なる留学生と日本人学生がチームを組み、身近な社会課題の解決につながる企画や提案を協働で作成します。
過程を通じて、国際ビジネスに必要な異文化理解力やコミュニケーション力を養うとともに、他者との協働によって新たな社会的価値を創出する意義や難しさ、面白さを体験的に学ぶことを目的としています。

複数の学部から集まった39名の1年次生と留学生が6グループに分かれ、「留学生に勧めたい日本で働く良さ・魅力」をテーマに、プレゼンテーションの準備を進めました。各グループの発表では、工夫を凝らした構成やスライド、丁寧なデータ分析などが光り、「伝わる」プレゼンテーションが展開されました。

学生たちは、留学生と日本人学生の間で密にコミュニケーションをとりながら、アンケート調査やインタビュー、統計データの集計といった実践的な活動を通じて発表内容を深めました。
1年次生にとっては初めての本格的なプレゼンテーション経験となる学生も多く、プレゼン技術やグループでの意思決定方法なども、本科目を通じて身につけることができました。

次年度以降も、異なるバックグラウンドをもつ学生同士が協働し、多様な視点を活かした学びの場が継続されることが期待されます。こうした取り組みを通じて、今後の国際交流のさらなる推進が図られることでしょう。