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2025.07.24

企業・団体のサステナビリティ推進担当者向け カーボンフットプリント算定講座


近年、カーボンフットプリント(CFP)の算定は、環境配慮にとどまらず、企業のリスク管理や事業機会創出の鍵となっています。

たとえば、海外では納品時に製品ごとのCO2排出量開示が求められることが増え、グリーン調達やESG評価の一環としてCFPの開示が条件となるケースもあり、事業規模の大小を問わず事業継続や新規参入に不可欠な内容となりつつあります。また、CFPの算定を通じて自社のオペレーション改善、製品・サービス・ブランドそして企業価値の向上も期待できます。

本講座では、こうした背景をふまえ、主に京都地域の企業が製品・サービスごとのCO2排出量を把握・算定できるよう、体験型ワークショップ形式でCFPの考え方と算定手法を学びます。共通テーマでのグループワークやデジタルツールの活用により、実務に即した形で効率よく企業のCFP自主算定を後押しし、脱炭素経営の裾野を広げます。

また、本講座は京都市脱炭素先行地域グリーン人材育成W.G.の取り組みの一環として、無料で実施します。

■第1回: セミナー「CFP(製品・サービスのカーボンフットプリント)算定を通じた企業価値の向上と脱炭素推進へ向けた地域の取り組み」
日時:2025年9月5日(金)15:00~17:00
<内容>
・変動の時代における環境対応と世界・日本の脱炭素化への動き
・環境に対する国⺠意識と世界の環境ビジネスの動き
・環境影響評価:組織軸と製品軸、LCAとCFPの基礎
・環境影響評価と事業戦略・脱炭素推進へ向けた地域の取り組み

■第2回:中小企業もできる、カーボンフットプリント算定ワークショップ
2025年9月26日(金)13:00~17:00
<内容>
・課題を設定し、個人ワークとグループワークで、LCAの観点から製品ライ フサイクルフローを作成します。作成したライフサイクルフローを各グルー プで発表し、相互に意見交換をおこないます。
・取り上げた課題に対し、グリーンCPS協議会が提供するGHG排出量算定ツール を使ってCFPを算定します (基礎編)。
・CFP削減の方法と削減に必要な投資に対する削減効果、ビジネス効果を調べる(応用編)。

※LCA: Life Cycle Assessment (ライフサイクルアセスメント: ある製品・サービスのライフサイクル全体またはその特定段階における環境負荷定量的に評価する手法)


定  員:第1回 なし・第2回 20名
       ※1企業につき複数名でご参加いただくことが可能です。
費  用:無料
対  象:企業におけるサステナビリティ推進担当者等
開催方法:
<第1回>対面・オンライン(アーカイブ配信はございません)
<第2回>対面のみ
場  所:龍谷大学深草キャンパス
申込方法:チラシのQRコードまたは以下のURLへ、8月29日(金)までにお申し込みください。
https://forms.gle/NWAeJZ7pjdJ3mveH7
※第1回のみのご参加も可能です(第2回にご参加の方は、第1回も併せてご参加ください)

主催:龍谷大学サステナビリティ推進室
共催:一般社団法人ソーシャル企業認証機構
協力:一般社団法人 グリーンCPS協議会


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