Need Help?

News

ニュース

2025.08.07

龍谷経営人(びと)、経営学部 3年生 久保岳大(くぼたけひろ)さん

 経営学部で輝いている学生を紹介する龍谷経営人(びと)、今回は経営学部3年生の久保岳大さん(福井県出身)をご紹介します。
 今回ご紹介する久保さんは、龍谷大学キャップ野球サークルに所属しています。久保さんがキャップ野球と出会ったきっかけや大学生活について今回取材しました。


キャップ野球との出会い
 福井県出身の久保さんは、中高時代はサッカー部に所属し、日々汗を流していました。そんな久保さんが「キャップ野球」というユニークな協議に出会ったのは中学時代でした。きっかけは、SNSでバズっていた一本の動画でした。普通のボールであると危険である一方で、キャップなら安全に楽しめると思い、中学2年生の時に流行り始めて、中学3年生ではそれを文化祭で出店として取り入れたところ、予想以上に盛り上がりを見せました。
 龍谷大学に進学後、久保さんはキャップ野球サークルの2期生として活動を開始しました。入学前からInstagramで活動をチェックしており、非公認ながらも熱意ある新歓に惹かれて入部しました。サークルは現在、部員30人弱、学部・学年はバラバラで、体育局への正式認可を目指して活動を続けています。キャップにこだわりがあり、硬さがコントロールや球速に影響するため、毎試合3つ持参しているそうです。また、バットは細く、繊細なコントロールが求められるため、十分な練習が必要になります。その点では、ピッチャーとキャッチャーの練習ができれば、試合に十分対応できるとのことで、始めやすさや続けやすさがあるのだと感じました。

全国大会での快挙
 2024年9月、久保さんは全国大会で代打ホームランを放ち、チームを優勝へ導きました。本サークルは3年連続で全国大会に出場し、関西リーグでは1部優勝も果たしたという実績を持っています。試合展開は通常4イニング、決勝は7イニング制です。競技人口は大学生・社会人を合わせて2000人程度で、関西の強豪を勝ち抜いて全国大会への出場を果たしました。



キャップ野球の魅力と大学生活を送る人へメッセージ
 「キャップ野球の魅力は、誰でも全国レベルを目指せるのがキャップ野球の魅力です!場所も道具も最低限で済むし、努力が結果に直結します。実際に、大学生から始めて全国大会に出場・優勝を果たしています。一つのことに集中したい人、熱中したい人、本気で取り組みたい人にこそおすすめです。野球と違って知名度は低いけど、努力すれば全国を目指せます。また、ポジショニングやテクニック次第で、短期間で上達できるんです。仲間と達成感を味わえます。冬場は走り込みで球速を鍛え、現在の球速は75km、練習は夕方5時から夜9時まで、苦にならないほど熱中しています。大学生活には時間がたくさんありますが、その時間を使って、仲間と一緒に全国を目指す、そんな情熱をもって日々を過ごしたい人はぜひ、キャップ野球で全国目標に一緒に活動しましょう」
 努力の成果が数字として表れることが、久保さんのモチベーションになっているようです。高校まで何かに熱中できなかった人にも、大学生活を充実させるきっかけになると思います。
 お話を聞かせていただくとき、熱心に語る姿は、久保さんがキャップ野球に打ち込んできた本気の姿があったことを感じました。