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2025.07.31

谷垣岳人准教授率いる谷垣ゼミがKBS京都「きょうと経済テラス キュンと!」に出演ー京丹後市での生きもの調査を実施ー【政策学部】

 KBS京都「きょうと経済テラス キュンと!」にて、「大学のこれから」をテーマに、京丹後市と都市部の大学が連携して進める「夢まち創り大学」の取り組みが紹介されました。その中で、京丹後市大宮町三重・森本地域で活動する谷垣ゼミによる「生きもの調査」の様子が取材されました。

 本プロジェクトでは、「多様な生きものと共に暮らす懐かしい未来(ネイチャーポジティブ)」の実現を目指し、2015年から地域と協働して「ゲンゴロウ郷の米」を生産しています。このお米は、化学肥料や農薬を通常の半分以下に抑え、水田の生物多様性に配慮した環境保全型農法で栽培されており、定期的に生き物調査を行っています。特に、中干しの時期には、水田の周囲に生物が避難できる深い溝「ひよせ」をつくり、そこでゲンゴロウやオタマジャクシなどの生き物を観察しています。


【谷垣岳人准教授によるコメント】
「京丹後市大宮町三重・森本地域の活性化に関わって10年。絶滅危惧種であるゲンゴロウ類の保全を目的とした米作りを、地域と学生が一緒に続けてきました。近年では、地域の子どもたちや都市部の消費者も田植えや生物調査、稲刈りなどに参加し、活動の輪が広がっています。大学の地域貢献の一例として、今回テレビで三重・森本地区の取り組みが紹介されました。ぜひご覧ください。」

本放送の内容は、YouTubeでもご視聴いただけます。
(以下のリンクよりご視聴できます)
【特集】大学のこれから/きょうと経済テラス キュンと!