2025.08.01
「政策実践・探究演習(国内)」南丹プロジェクト活動報告〜納豆工場を視察させていただきました!〜【政策学部】
2025年度の南丹プロジェクトは、南丹市日吉町世木地域、南丹市園部町西本梅地域の2つのフィールドに班を分けて活動しています。今回は日吉町世木地域を担当している班のフィールドワークについて紹介します。
2025年7月19日(土)、高橋食品工業株式会社(京都市伏見区)を訪問し、納豆の作成方法について学ぶ工場見学をさせていただきました。 これは、地域ブランドを高めるために取り組んでいる「納豆餅」のフレーバー多様化事業における、地場産原材料の利用に向けた調査の一環として実施しました。当日は学生5人と教員1名、世木地域から2名が参加しました。 以下、当日の流れに沿って報告します。
まず、代表取締役の高橋孝幸さんと取締役・工場長の高木啓輔さんにお話を伺いました。高温障害による大豆収穫量の減少や、日吉町世木地域で栽培されている丹波黒大豆の納豆加工の可能性や課題、納豆の保存期限や(OME; Original Equipment Manufacturing)による受託製造など様々な情報やアドバイスをいただくことができました。
その後、工場での納豆製造工程を間近で拝見させていただきました。工場見学では、原料の大豆の浸漬時間が大変重要なことや、豆の種類や性質に応じて納豆菌の配分を変更すること、発酵の際に必要な細やかな温度調節などを学ぶことができました。工場見学後には質疑応答にもご協力いただきました。
今回の視察を通して、今後の納豆餅ブランディング活動に活用できる具体的な情報や示唆を得ることができました。引き続き、納豆餅のブランディング活動に邁進していきます!
記事作成協力:政策学部3回生 鍋島 孝輔