2025.08.06
薄膜形成技術の可能性と水素利活用社会を目指して「カーボンニュートラル社会」実現のための新技術について講演
ハイブリッド(対面+Web)開催 8月25日(月)まで申込受付中<参加費無料>
【本件のポイント】
- 龍谷大学RECが主催する、今年度のテーマとして第2回目となる「REC BIZ-NET研究会※1 」
- 先端理工学部教員が登壇し、薄膜形成技術や水素利活用等に関する研究について講演
- 講演終了後には、対面参加者と講演者による名刺交換・情報交換を実施
【本件の概要】
カーボンニュートラルの実現に向けて、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率の向上といった様々な取組みが活発となっています。それらの取組みを支える技術研究のなかから、今回は薄膜形成技術と水素利活用を支える材料技術について、講演を行います。
薄膜形成技術は、高い比表面積や構造特性、表面電荷、異方性、機能可変性といった特異な性質を付与することができ、太陽光パネルのコーティング技術やエネルギー貯蔵システムなど幅広い分野で、カーボンニュートラルの実現に向けて寄与しています。また、水素は次世代のクリーンエネルギーとして注目されていますが、液化水素や圧縮水素などの保存方法はエネルギーロスが大きく、大規模貯蔵に課題があります。
本研究会では、主要な薄膜製造手法や液相析出法での薄膜成膜の技術開発に関する研究とともに、水素の貯蔵技術に焦点を当てた材料開発に関する研究について、専門教員が講演します。
日 時:2025年8月27日(水)15:00~16:30
会 場:龍谷大学瀬田キャンパスRECホール(先着50名) ※オンライン配信有
テ ー マ:「カーボンニュートラル社会」実現のための新技術
講 演:講演1「現代技術における薄膜の重要性と将来の発展」
(講演者)龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 助教 ヘルナンデス ホセ
講演2「カーボンニュートラルに貢献する水素エネルギーと材料技術」
(講演者)龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 助教 清水 吉大
申込方法:最下段のチラシをご覧ください。<申込締切:8月25日(月)>
※1 REC BIZ-NET(RECビジネスネットワーククラブ)
龍谷大学エクステンションセンター(REC)では、産学連携のマッチングや共同研究・プロジェクトの創成に向けて、地域の中小企業・ベンチャー企業を対象としたREC ビジネスネットワーク(REC BIZ-NET)を組織・運営しています。REC BIZ-NETでは、定期的なセミナーの開催や課題別研究会の編成・プロジェクトの運営、RECフェローやコーディネータによる技術相談・経営相談等を通じて、会員企業と本学の産学連携や、会員企業間の交流の場を提供しています。
(過年度の開催実績:https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/iag/biznet/study_group.html)
【カーボンニュートラルに向けた龍谷大学の取組み】
龍谷大学は2022年にカーボンニュートラル宣言を発出しました。その具現化として電力需給契約の切り替えをすすめ、2023年6月には3キャンパス全ての使用電力が100%再生可能エネルギーとなりました。
(詳細)https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/global_warming/index.php
問い合わせ先:龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)
Tel 077-543-7743 rec@ad.ryukoku.ac.jp https://rec.seta.ryukoku.ac.jp/index.php