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2025.08.26

学生レポート・学んで、歩いて、食べて――台湾・国立中央大学NCU Summer Program 2025【R-Globe】

2025年8月11日から24日の間、龍谷大学の協定校である国立中央大学(台湾)が主催する「NCU Summer Program 2025」に、本学から2名の学生が参加しました。プログラムには他大学からの参加者を含め、約60名が集い、9つのグループに分かれて活動を行いました。
以下に、参加学生によるレポートを紹介します。

〈台湾の外食文化について〉
大学周辺のレストランでは、一食あたりおよそ500円以内で食事ができ、とても経済的でした。料理の量も多く、しっかりお腹を満たせるため、毎日外食を楽しむことができました。
現地の学生や先生によると、台湾では多くの人が外食を習慣としており、忙しさから自炊をあまりしないそうです。台湾の外食文化は、価格の手頃さや手軽さに加えて、地元の新鮮な食材を使った多彩な料理がそろっており、味のバリエーションも豊富です。留学生にとっても非常に魅力的だと感じました。(経済学部 H.I)



〈自由時間の過ごし方について〉
プログラム期間中の8月16日、17日、23日は終日自由行動が可能でした。私は8月23日に、台湾・桃園市にある「大溪老街」を訪れました。ここはバロック様式の歴史的建築が立ち並ぶ台湾の「十大老街」の一つで、博物館のほか、多くの飲食店や土産物店があり、観光客にも人気のスポットです。
食事中、現地の方から「日本人ですか?」と声をかけられ、簡単な中国語で会話を楽しむことができました。その際、現地の人々の温かさに触れ、授業で学んだ中国語を実際に使うことで語学学習の楽しさを実感しました。このように、街歩きは中国語を試す絶好の機会であり、サマープログラムの大切な思い出の一つとなりました。



このプログラムを通じて、中国語能力が向上したと感じています。特に、「中国語を使うこと」への抵抗がなくなったことが大きな成果です。数日の旅行では得がたい体験ですが、2週間という期間の中で自然に中国語に慣れることができました。
グループ活動では、日本人学生6〜7名に対してNCUの学生が1名つき、リーダーとして手厚くサポートしてくれました。わからないことも気軽に質問できる環境が整っており、安心して参加することができました。また、NCUの学生や他大学の参加者との交流は刺激的で、有意義な時間を過ごすことができました。

長期留学に不安のある方にとって、このような短期プログラムはその不安を和らげる良いきっかけになります。
台湾の文化を体験しながら語学力を高めたい方には、ぜひおすすめしたいプログラムです。(国際学部・H.M)