2025.08.26
学生レポート「中日友好大学生訪中団」3日目_雲岡石窟と晋華宮炭鉱を訪問【R-Globe】
2025年8月26日(火)、中日友好大学生訪問中団プログラムの3日目は主に雲岡石窟と晋華宮炭鉱を訪問しました。
初めに雲岡石窟を訪れました。雲岡石窟は中国山西省大同市にある世界遺産で、敦煌の莫高窟、洛陽の龍門石窟と並び「中国三大石窟」の1つです。主な石窟は53窟も確認されており、大小さまざまの仏像が5万体も彫られている場所です。事前学習を通して事前に雲岡石窟とはどんな所なのか学び、現地ではより詳しくガイドして頂きました。そのため、ただ仏像を見るだけでなく仏像がつくられた過去や仏像に込められた意味を知ることで、仏像を読み解く事ができ、学びを深めることができました。
特に第6窟は四方八方が精巧に造られた仏像に埋め尽くされ、一部色彩もしてあり本当に感動しました。インドのガンダーラ様式やマトゥラー様式の影響が入っている仏像もあるため1つの場所で様々な表情の仏像を見て楽しむことが出来ました。
次に晋華宮炭鉱を訪問しました。ここでは坑内探検ツアーと石炭博物館の見学を行いました。坑内探検ツアーでは原始的採炭から現代的採炭への歴史的な変化の過程を実際にトロッコに乗って地下へ潜り見学しました。坑内では歩いて探索し、当時の作業現場を再現したレプリカ人形が道具を使っている様子や実際に使っていた道具を見ました。初めはつるはしを使い人力で掘っていたものが徐々に機械化が進む様子がよく分かりました。石炭博物館では様々な石炭に関する歴史を学び、世界最大の石炭も見ることができました。
昼食、夕食は日本には馴染みのない円卓という真ん中を回すことの出来るテーブルで中華料理を食べました。みんなで分け合って食べるといういい文化だなと感じました。料理の1つに郷土料理の刀削麺がありました。ひらべったく太い麺はスープをすごく吸うのでもちもちしていて美味しかったです。名産の黒酢をかけて食べてもより美味しくなりました。みんなで食べるご飯は美味しかったです。
記事作者:農学部4年生 増尾 萌花