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2025.09.01

「ものづくりの現場」(2日目)、島津製作所創業記念資料館を訪問しました【経営学部】

 8月27日から始まったサマーセッション科目「ものづくりの現場」、2日目(28日)は島津製作所創業記念資料館(https://www.shimadzu.co.jp/memorial-museum/ )を訪ねました。記念館は1975年、島津製作所の創業の地(京都市中京区木屋町二条南)に開設されました。
 京都は伝統産業と近代産業が発展する産業都市、ものづくり都市です。その中にあって、仏具製造業を営んでいた初代島津源蔵によって創業された島津製作所は、明治期以降の京都の産業発展を象徴する企業です。今年(2025年)は創業150周年になります。
 同社は今日、売上高約5,390億円(2025年3月期)、グループ従業員数14,481名 (2025年3月末現在)、分析計測、医用機器、航空機器、産業機器の4つの分野でグローバルに事業展開しています。2002年に同社の従業員である田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞されたことでも知られています。
 龍谷大学経営学部では、経営者講義でご講演いただいたり、京都産業学センターのブックレット『島津製作所』の刊行にご協力いただいたりして、教育・研究にお力添えをいただいております。学生の教育に関しては、同社の事業は幅広く、長い歴史を有しており、同社のことを学ぶに際して、資料館から(での)学びは貴重な機会になっています。
 今回の訪問では、川勝美早子館長様に1時間にわたって、館内をご案内いただき詳しく解説いただきました。訪問した学生も興味深くお話を伺って、島津製作所に対する関心を深めることができました。川勝館長をはじめ記念館の皆さまに御礼申し上げます。
                                (文責 細川孝)