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2025.09.03

龍谷大学大学院生が自ら企画運営するミニ講義と懇談会「大学院の過ごし方―女性特有のライフイベントとの両立を中心に―」を開催 研究とライフイベントを両立させた研究者が講演し、キャリアに関する学生の不安を解消する

【本件のポイント】

  • 日本の研究者に占める女性割合はOECD諸国の中では群を抜いて低く、国は女性研究者の新規採用割合などの目標値を設定するとともに、研究環境のダイバーシティ実現を推進している。
  • 研究活動と女性特有のライフイベントを両立させた研究者を招聘し、講演会と懇談会を開催。龍谷大学の大学院生が企画運営しており、研究者としてのキャリアに関する学生の不安の解消を目指す。

 

【本件の概要】
 日本の研究者に占める女性割合は17.5%とOECD諸国の中では群を抜いて低い現状があります※1。国はこうした現状を改善すべく、女性研究者の新規採用割合や上位職登用の目標を設定し、研究と女性特有のライフイベントとの両立や女性研究者の研究力向上を通じたリーダー育成を一体的に推進しています※2
 今般、研究活動と女性特有のライフイベントを両立させた2名の研究者を招聘しミニ講義および講師と参加学生による懇談会を開催します。このイベントは、龍谷大学に通う有志の大学院生が企画したものであり、「大学院に進学したいけれど、大学院の生活がうまく思い描けない」、「大学院生として生活する際のロールモデルを知りたい」と考える学生の悩みや不安の解消を目指しています。
 この活動は龍谷大学大学院研究活動奨励支援制度に採択されているほか、イベントに龍谷大学のDE&I推進を担当する村田和代副学長も参加し自身の経験を参加者に伝えるなど、大学としても支援しています。

 

 

テーマ:「大学院の過ごし方―女性特有のライフイベントとの両立を中心に―」
日 時:2025年9月9日(火)13時00分~15時00分
会 場:龍谷大学大宮キャンパス 東黌303教室
参加者:女性ジェンダーを有する龍谷大学の学部生および大学院生
講 師:浅井 美峰 氏

    (大阪大学准教授。専門は日本中世文学。お茶の水女子大学にて博士号を取得)
    万波 寿子 氏

    (鶴見大学講師。専門は日本近世文学。龍谷大学にて博士号を取得)

 

 

※1:内閣府(男女共同参画白書令和4年版)より参照
(詳細)https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r04/zentai/html/zuhyo/zuhyo04-05.html
※2: 文部科学省(科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ」)より参照
(詳細) https://www.mext.go.jp/a_menu/jinzai/lifeevent/1422080_00007.htm


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課

Tel 075-343-3317 let@ad.ryukoku.ac.jp https://www.let.ryukoku.ac.jp/