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2025.09.10

【健康・スポーツ社会領域】基礎ゼミナールA・学外フィールドワークを実施(久保クラス)

 総合社会学科基礎ゼミ久保クラスは、9月5日(金)に大阪・関西万博に行き、スポーツ庁のイベントに参加して、スポーツの新たな可能性について学びました。
 事前学習として、基礎ゼミの時間に万国博覧会について、これまでの万博の歴史や概要について調べてグループごとにまとめて発表を行いました。次に、グループごとに万博に出展している国について調べ、その国の産業やパビリオンの特徴などをまとめてパワーポイントを用いて発表しました。
 当日は、自分たちが調べた国のパビリオンを巡り、各国の最新技術を学んだあと、スポーツ庁が実施している「Sports Future Lab ~スポーツがつくる未来~」イベントに参加しました。会場では、「Well-beingスポーツの動く喜び!」「Diversityスポーツでつながる喜び!」「Empowermentスポーツによる地域や刑事の活性化」の3テーマのLab(ラボ)があり、自分たちの興味のあるブースを訪れて展示や体験コンテンツを楽しみました。
 Well-being Labでは、バーチャルサイクリングとして、実写撮影された名所をもとに作成した映像を見ながらペダルをこぎ、コースを完走するタイムトライアルを体験しました。バーチャルで進んでいるコースの高低差に合わせてペダルの負荷が変化し、上り坂ではペダルが重くなり、下り坂では軽くなるという設定がされており、体験した学生は、「楽しんで運動することができた」と息を切らせていました。また、「楽しみながら運動ができるため、日常の健康づくりや運動不足の解消に活かせると感じた。実際の景色やコースを映像で体験できるので、外に出にくい人でも自宅で気軽に継続できると思う。また、高齢者やリハビリを必要とする人にとっても安全に身体を動かす手段になり、スポーツを身近にする新しい方法として役立つと思った」との感想がありました。Diversity Labでは、様々な競技団体や大会の展示を見たり紹介をしていただき、国民スポーツ大会やワールドマスターズ関西2027について知見を深めました。Empowerment Labでは、スポーツによる地域や経済の活性化について、株式会社シンクの篠田大輔代表取締役社長から「防災とスポーツ(防スポ)」の観点でレクチャーしていただきました。その後、避難所に運び込まれた救援物資を決められたスペースに素早く格納する競技を体験しました。「防スポ」を体験した学生からは、「体力だけでなく頭も使うので難しかった」という感想がありました。最後に室伏広治スポーツ庁長官が考案された紙風船エクササイズを体験し、身近なものを利用して簡単な運動できることを再認識しました。
 参加した学生は、最新技術やAIの可能性など知らないことが多いことがわかり、学内でもより深く学ぶ必要性を感じました。