2025.10.22
土壌学Ⅰにて卒業生・4年生が「土壌医検定」「農業技術検定」の学習方法やキャリアを紹介
2025年10月22日、農学部の専門科目「土壌学Ⅰ」(担当:森泉先生)の授業内で、卒業生および4回生による資格取得・キャリア紹介が行われました。
この取り組みは、土壌や農業に関する専門知識を学ぶ学生に対し、資格試験への取り組み方や将来の進路選択の参考となる情報を提供することを目的としています。
4回生の池永さん(食料農業システム学科)は、「土壌医検定2級」および「日本農業技術検定2級」の合格経験をもとに、勉強方法や受験のポイントを紹介しました。
過去問や参考書を活用し、計画的に学習を進めたこと、また農学科では資格取得費用の補助制度があることを紹介。「資格取得は就職活動の際、自身のスキルを具体的にアピールできる強みになる」と後輩たちにアドバイスを送りました。
卒業生の菊川さん(第1期生、滋賀県職員4年目)は、滋賀県の農業技術職員としての業務内容を紹介。
農業行政・試験研究・普及指導といった幅広い職務の中で、現在は作物分野の普及指導員として、現場の農家に寄り添い課題解決に取り組んでいる様子を話しました。
また、1年を通した業務の流れややりがいにも触れ、「農業現場を支える技術職として、一緒に働きませんか」と学生にエールを送りました。
続いて、卒業生の垣見さん(県職員2年目)は、「農業技術検定2級」「土壌医検定2級」の取得経験を紹介し、資格学習が「農業の理解を深めるだけでなく、就職活動や公務員試験の準備にも役立つ」と語りました。
過去問やテキスト、授業の教科書を使った学習法に加え、「教務課で参考書を借りることができるので、積極的に活用してほしい」と実践的なアドバイスも伝えました。
参加した学生からは、「資格取得のイメージが具体的になった」「実際の現場の話を聞けてモチベーションが上がった」などの声が聞かれました。
本学農学部では、今後もこのような実践的な学びの機会を通じて、学生の専門性向上とキャリア形成を支援していきます。