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2025.10.24

珈琲を片手にアカデミックな時間を過ごしませんか? ~第27回文学部コモンズカフェを開催~(仏教史学専攻 中西 直樹教授)【文学部】

今回のコモンズカフェは、文学部 歴史学科仏教史学専攻 中西 直樹教授から、

「仏教少年教化の世界」

をテーマに、お話をいただきます。普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。

 

※対面での参加は、学内者限定とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。

 

 

○日 時:11月5日(水) 12:35~13:05

 

○講演者:文学部 歴史学科仏教史学専攻 中西 直樹 教授

     【専門分野】日本仏教史

      https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/nakanishi.html

 

○テーマ:「仏教少年教化の世界」

 

○申込等:申し込みフォームから11月4日(火)17:00までにお申し込みください。

     https://forms.office.com/r/VxzXmKY3v6

    ※後日、申込者に参加URLをお知らせいたします。参加費無料

 

○対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)

 

○場 所:大宮キャンパス 東黌2階スチューデントコモンズ(学内者限定) 

    または Zoomでのオンライン参加

 

内 容:

スウェーデンの社会活動家のエレン・ケイは、1900年に『児童の世紀』を著し、その影響を受けて、日本でも大正期に児童中心主義的教育活動が盛んとなり、仏教日曜学校もその一端を担いました。

しかし、今日では、幼少期から受験競争に追われる子どもがいる一方で、児童虐待・ネグレクトを受け十分な教育を受けることができず、貧困の連鎖を断ち切る展望を描くことのできない子どもも数多く存在します。海外へ目を向ければ、戦争や飢餓で生命の危機に迫られた子どもも少なくありません。閉塞感が強く殺伐とした現在は、「児童受難の世紀」と言えるかもしれません。

こうした状況の打開のため、仏教者は何ができるのでしょうか―。過去の仏教者の取り組みを振り返ることを通じて、皆さんとこの点について、少しでも問題意識の共有ができればと考えています。

 

※本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、録画させていただく予定です。ご理解とご了承を賜りたくお願い申し上げます。