Need Help?

News

ニュース

2025.10.31

<栢木ゼミ>ハルカス学園祭にて絞り染め商品を販売【経営学部】

 龍谷大学経営学部栢木ゼミナール(以下、栢木ゼミ)と、京都の伝統工芸である京鹿の子絞りを八十年以上にわたり受け継いできた「絞り工房にしむら」は、共同で商品開発を行い、11月20日(木)よりハルカス学園祭にて、風呂敷やミニタオル、ブックカバー、Tシャツ、ストールなどを販売します。


 絞り染めとは、古くから日本で発展してきた染色技法で、布の一部を縛ったりねじったりして染料がしみこまない部分を作り、模様を表現する日本の伝統的な染色法です。歴史的・文化的にも深い背景を持つ日本の伝統技法の一つとされています。絞り染めの魅力は、仕上がりが完成するまでわからないワクワク感、そして同じ模様は世界に2つと無い、唯一無二の作品であることです。今回販売する商品も全て模様が異なっており、同じものには出会えません。特に、目玉商品の風呂敷はグラデーションと模様の美しさが際立ちます。
 本商品の開発プロジェクトは、「日本の伝統文化を次世代へ伝えたい」という学生の想いと、絞り工房にしむらの理念が一致したことから、2025年春にスタートしました。プロジェクトでは、栢木ゼミの学生12名がデザイン提案、価格設定、SNSを活用した情報発信など、様々な活動に取り組んできました。
 本商品の開発は、「日本の伝統文化と若者を繋ぐ」ことを目的としており、若者の感性を生かした商品開発・販売を通じて、伝統文化に新たない価値を提案するような商品が完成しました。ハルカス学園祭での販売を通じて、多くの方に絞り染めの魅力を感じていただき、日本の伝統文化に触れるきっかけとなることを期待しています。

【販売概要】
<販売日時>2025年11月20日(木)~24日(月)10時~20時(最終日は10時~15時)
<場所>あべのハルカス近鉄百貨店 ウイング館9階 催会場