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2025.10.28

研究者が文学部の学びの魅力を地域へ発信 第27回文学部コモンズカフェを開催(参加費無料) テーマ:仏教少年教化の世界

開催日時:11月5日(水) 12:35~13:05
実施方法:対面およびZoomによるハイブリッド実施 

     ※学外者はオンラインによる参加可

 


【本件のポイント】

  • 龍谷大学 文学部 歴史学科仏教史学専攻の中西 直樹教授が、「仏教少年教化の世界」をテーマに自身の研究内容をわかりやすく解説
  • 閉塞感が強く殺伐とした現在にあって、過去の仏教者の取り組みを振り返り、参加者と問題意識を共有
  • テーマに関連するパネル展示を本学大宮キャンパス東黌1階にて開催中(10/27~11/10)

 

【本件の概要】
 ⽂学部コモンズカフェは、2018 年に⼤宮キャンパス東黌にラーニングコモンズが設置されたことを契機として、学⽣や教員との相互交流や、地域への⽂学部の学びの魅⼒の発信を⽬的に実施しています。
 今回開催する第27 回⽂学部コモンズカフェでは、日本仏教史を専⾨に研究している中西 直樹教授が、「仏教少年教化の世界」をテーマにお話しします。
 スウェーデンの社会活動家のエレン・ケイは、1900年に『児童の世紀』を著し、その影響を受けて、日本でも大正期に児童中心主義的教育活動が盛んとなり、仏教日曜学校もその一端を担いました。しかし、今日では、幼少期から受験競争に追われる子どもがいる一方で、児童虐待・ネグレクトを受け十分な教育を受けることができず、貧困の連鎖を断ち切る展望を描くことのできない子どもも数多く存在します。海外へ目を向ければ、戦争や飢餓で生命の危機にさらされた子どもも少なくありません。閉塞感が強く殺伐とした現在は、「児童受難の世紀」と言えるかもしれません。こうした状況の打開のため、仏教者は何ができるのでしょうか。過去の仏教者の取り組みを振り返ることを通じて、参加者の皆様とこの点について、少しでも問題意識の共有ができる機会にします。

 

 

1.講演者:文学部 歴史学科仏教史学専攻 中西 直樹教授 【専門分野】日本仏教史
       https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/nakanishi.html
2.テーマ:仏教少年教化の世界
3.申込等:以下、URLの申し込みフォームから11月4日(火)17:00までに
       お申し込みください。    

       https://forms.office.com/r/VxzXmKY3v6 
      ※後日、申込者に参加URLをお知らせいたします。参加費無料


申し込みフォーム


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課 原
Tel 075-343-3317 let@ad.ryukoku.ac.jp https://www.let.ryukoku.ac.jp