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2025.10.29

「政策実践・探究演習」(国内)南丹プロジェクトが「世木マルシェ」で開発商品を販売【政策学部】

 政策学部「政策実践・探究演習」(国内)南丹プロジェクトは、2025年10月18日(日)、道の駅スプリングスひよし(京都府南丹市日吉町中宮ノ向8)で開催された「世木マルシェ」(主催:世木地域振興会)に参加し、地域の皆さんと共同で開発したお米や加工品を販売しました。マルシェは多くの来場者で賑わいました。運営には学生6名(2、3回生)、担当教員の大石尚子教授が参加しました。


 南丹プロジェクトでは、農薬や化学肥料を極力使わず、伝統的な高稲木で天日干したお米を「日良し米」と名付けて販売してきました。また、昨年度から地元産のもち米を使った、地域の伝統食「納豆餅」のリニューアルに取り組み、4つの味(塩、砂糖、コチュジャン・チーズ、柚子胡椒)を楽しめる商品「ふるさと」を開発しました。今回このマルシェに参加した狙いは、これらの試食・販売と地域内外の人々との交流を通して、より多くの方たちに、プロジェクトの活動を知ってもらうことです。

 学生たちは午前10時ごろから販売を開始しました。納豆餅の試食・販売、日良し米や新米を使ったおにぎり、松茸ご飯などの販売を行いました。なかでも納豆餅の試食は大好評で、昼過ぎには完売する種類もありました。


連携先の皆さんと商品の販売対応をする学生

 また、杵と臼を使った餅つきの実演を2回行い、つきたてのお餅が試食できるコーナーも設けられ、2回ともたくさんの人が列をつくり、できたての餅の柔らかさと香りを楽しんでいました。


慣れない手つきで餅つきを体験する学生

 今回の活動を通して、学生からは「一人でも多くのお客さんに自分たちの活動のことを知ってもらえた」、「ファミリー層に向けた楽しめるイベントになった」、「来場者の年齢層の幅広さを実感した」などの感想が出されました。一方で、反省点として、事前準備やマンパワーの不足、活動全体のなかでのイベントの位置づけや狙いに対する認識不足などが挙げられました。今後は、これらの反省点を受け止め、さらなる活動の充実を図っていきたいと考えています。

記事執筆協力 政策学部3回生 稲森爽馬