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2025.11.06

【開催報告】矯正・保護総合センター共催 シンポジウム「あらためてSBS/AHT仮説を問う『医学と司法のはざまで生まれつづけるえん罪』」について

 矯正・保護総合センター共催のシンポジウム「あらためてSBS/AHT仮説を問う『医学と司法のはざまで生まれつづけるえん罪』」が10月25日に開催されました。当日は小雨の降る中にもかかわらず多くの方にご参加をいただき、会場はほぼ満席となりました。
 シンポジウムはエヴァン・マッシズ医師による「基調講演」から始まり、IPJ支援事件である今西事件を含む3つの「事件報告」、青木信彦医師と秋田真志弁護士との「対談」、松野彰医師・小保内俊雅医師・君和田友美医師による「パネルディスカッション」(モデレーター:宇野裕明弁護士・川上博之弁護士)と続き、SBS/AHT仮説をめぐる検証のさらなる必要性が明らかになりました。また、「医師に対するアンケート結果報告」(報告者:徳永光)では、刑事裁判における専門家の役割について問題提起がなされました。質疑応答の中では、鑑定書の書き方や、セカンド・オピニオンのあり方についての指摘もあり、充実したシンポジウムとなりました。

<本シンポジウムの共催団体>※当センター以外
 SBS検証プロジェクト一般財団法人イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)、IPJ学生ボランティア、JSPS科研費 JP23K01152