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2025.11.10

宗教の二面性(光と影)と、現代社会における意味を考える公開シンポジウムを開催―宗教のもつ光と影―

<12月11日(木)13:30より龍谷大学大宮キャンパスにて 一般参加無料・事前申込不要>
 

 

【本件のポイント】

  • 宗教がもつ光(ポジティブな側面)だけでなく、影(ネガティブな側面)の部分にも焦点をあてた両面性について、考えていくシンポジウムを開催
  • 「宗教の社会貢献」および「カルト」に関する専門家による基調講演とディスカッションを実施
  • 現代社会における宗教の意味、役割に対する考えを深める機会に

 

【本件の概要】
 龍谷大学大学院実践真宗学研究科では、「宗教のもつ光と影」をテーマに現代社会における宗教の役割と課題を考察する公開シンポジウムを2025年12月11日(木)に開催します。
 本研究科では、現代社会の諸課題に対応しうる宗教者を養成しています。それは現代社会の諸課題・苦悩や悲嘆に宗教は応答しうるものであるということ、すなわち現代の社会に対して「光」をもたらすものであるという立場に立つものといえます。その一方で、宗教的なものや、社会と宗教との関わりにおいては、「影」ともいえる側面がありました。例えば、宗教を論じるうえでは避けて通れない、カルト問題や反社会的な活動、あるいは過去の戦時下での戦争協力もその一例といえます。
 現代の宗教者による社会貢献や社会実践についても、単に社会的評価のみを求めることや、「社会貢献」ということを無批判に用いる中で、宗教それ自体の本来の意味といったものが見えにくくなってしまうことも問題として指摘されています。
 今回の公開シンポジウムでは、この宗教がもつ光と影、その両面性を踏まえたうえで、現代社会における宗教の意味、役割についての提言とディスカッションを行います。


【イベントの概要】
-日 時:2025年12月11日(木) 13:30~16:45
-会 場:龍谷大学 大宮キャンパス 清和館3階ホール
-登壇者:白波瀬 達也 教授(関西学院大学 人間福祉学部 教授)
     瓜生 崇 氏(真宗大谷派玄照寺住職 

                                                   大阪大学 キャンパスライフ健康支援・相談センター招聘教員)
                   内手 弘太 准教授(本学文学部)
-司 会:中平 了悟 教授(本学文学部)
-対 象:学⽣・教職員・⼀般(どなたでも参加可) ※参加無料・申し込み不要
-主 催:龍谷大学大学院 実践真宗学研究科  
-協 力:龍谷大学世界仏教文化研究センター

 


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【チラシ】公開シンポジウム 「宗教のもつ光と影」


問い合わせ先:龍谷大学 文学部教務課
Tel 075-343-3317 let@ad.ryukoku.ac.jp https://www.let.ryukoku.ac.jp/practical_shin/