2025.11.20
真宗学科1年生を対象に特別講義を開催【文学部】
2025年11月14日、文学部真宗学科1回生の基礎演習ⅠBの授業内で特別講義を開催しました。
特別講義は、学生が真宗学科で学ぶ意義や、卒業後のキャリアの多様性を具体的にイメージできるよう企画されています。
今回は、同学科の卒業生である秃定心さん(ハワイ・ミリラニ本願寺 開教使)と渡辺有さん(あそかビハーラ病院 ビハーラ僧)をお招きし、秃さんはハワイからオンラインで講演いただきました。禿さんからは「ハワイの真宗伝道」、渡辺さんからは「ビハーラ活動―医療の現場からみえたもの」と題したご講演をそれぞれいただきました。
講演後の質疑応答では、ハワイという異なる宗教文化の中で伝道する苦労や、終末期ケアの現場で働くビハーラ僧の葛藤に関わる踏み込んだ問題にも話は及び、盛り上がりを見せました。
会の終了後のアンケートには「現在の自分たちの学びが、社会とどのように接続していくのか、そのイメージ作りのきっかけになった」といった前向きな声が寄せられました。この特別講義を通じて得られた気づきが、学生たちの今後の取り組みに活かされることを期待しています。
当日の会場の様子
(禿さんはハワイからオンラインで、渡辺さんは対面でご登壇いただきました)