2025.11.13
グアテマラとの新たな学術交流が始動:グアテマラ・バジェ大学と初協定を締結【R-Globe】
2025年11月13日(木)、本学はグアテマラ・バジェ大学(Universidad del Valle de Guatemala)との新たな学術交流協定の締結にあたり、4名の来賓をお迎えしました。
ご来学いただいたのは、ヴィクトル・ウーゴ・アジェルディ・バルダレス(VÍCTOR HUGO AYERDI BARDALES)教授(グアテマラ・バジェ大学 工学部長)、ビリー・ラム・パディーヤ(BILLY LAM PADILLA)氏(駐日グアテマラ大使館 公使参事官)、在京都グアテマラ共和国名誉領事の森田卓哉氏です。協定書案への署名に加え、安藤徹学長と今後の学術交流の方向性について意見交換を行いました。
本学がグアテマラの高等教育機関と学術協定を結ぶのは今回が初めてです。本協定は、グアテマラ・バジェ大学工学部長のアジェルディ・バルダレス(AYERDI BARDALES)教授と、本学先端理工学部の小寺康博准教授、ヘルナンデス ホセ (JOSE ANDRES HERNANDEZ GAITAN) 助教による学術的連携を礎として実現しました。
当日は、自然科学分野における研究協力に加え、オンラインを活用した異文化交流やバーチャル講義、本学の短期受入プログラム(R-STEP)への参加促進など、多面的な連携の可能性について意見を交わしました。さらに、学生同士の対面交流の実現に向けて、今後の交流の在り方についても活発な議論が行われました。
また、マヤ文明遺跡ティカルを擁するグアテマラにおいて、グアテマラ・バジェ大学はマヤ文明研究で高い評価を得ています。この特徴から、本学文学部の歴史学科文化遺産学専攻や考古学分野との研究交流の広がりも期待されます。加えて、同大学名の “Valle(谷)” や、大学のマスコットが“ドラゴン”である点など、本学の「龍谷」と通じる興味深い共通点も紹介され、和やかな雰囲気の中で懇談を行いました。
ご来学いただいた代表団の皆様に心より感謝申し上げるとともに、両大学間のさらなる発展的な交流を期待いたします。
【参考】グアテマラ・バジェ大学(UVG)について
グアテマラ・バジェ大学(UVG)は1966年に創立された私立非営利大学で、首都グアテマラ市を含む3つのキャンパスを有しています。学生数は約4,000名。工学、教育、理学、人文学、ビジネス、社会科学など幅広い学部を備え、とりわけSTEM分野において中米地域で高く評価されています。